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○上漏り下潤うかみもりしもうるおう🔗⭐🔉
○上漏り下潤うかみもりしもうるおう
身分の高い人が恵みを施せば、下の人民がうるおって豊かになる。
⇒かみ【上】
かみ‐や【神矢・神箭】
神が射るという不思議な矢。保元物語「逆さまに矢の立ちけるこそ不思議なれ、―なるか」
かみや【神屋】
姓氏の一つ。
⇒かみや‐そうたん【神屋宗湛】
かみ‐や【紙屋】
①紙を製造し、または売る家。また、その人。
②紙屋院の略。
⇒かみや‐いん【紙屋院】
⇒かみや‐がみ【紙屋紙】
⇒かみや‐がわ【紙屋川】
かみや‐いん【紙屋院】‥ヰン
平安時代、京都紙屋川のほとりにあった図書ずしょ寮所属の官用の製紙所。かんや。かやいん。
⇒かみ‐や【紙屋】
かみや‐がみ【紙屋紙】
平安時代、京都紙屋院で漉すいた上質の紙。後には紙屋院で反故ほごをすきかえしたので、宿紙・薄墨紙・水雲紙すいうんしといった。綸旨りんじを書くのに用いたので綸旨紙ともいう。こうやがみ。かんやがみ。
⇒かみ‐や【紙屋】
かみや‐がわ【紙屋川】‥ガハ
京都鷹峰たかがみねの山中に発し、平野・北野の間を南流、天神川となって桂川に入る川。替川かえがわ。荒見川。(歌枕)
⇒かみ‐や【紙屋】
かみ‐やしき【上屋敷】
江戸時代、地位の高い武家、特に大名が平常の住居とした屋敷。本邸。→中屋敷→下屋敷
かみや‐じへえ【紙屋治兵衛】‥ヂ‥ヱ
浄瑠璃「心中天の網島しんじゅうてんのあみじま」の主人公。大坂天満てんまの紙商。新地の遊女小春と親しみ、貞節な妻おさんとの間で板ばさみとなり、網島の大長寺で小春と情死。紙治。
かみ‐やすり【紙鑢】
布や厚紙に金剛砂やガラスの粉を付着させ、物の表面を磨くのに用いるもの。磨研紙まけんし。やすりがみ。サンド‐ペーパー。
かみや‐そうたん【神屋宗湛】
(「神谷」とも書く)近世初期の豪商・茶人。博多の人。朝鮮・中国・南蛮と通商して巨利を得る。茶道を好み、豊臣秀吉・徳川家康に寵せられ、千利休とも交わる。博多織などの産業の振興にも尽力。茶会記「宗湛日記」を残す。(1551〜1635一説に1553〜1635)
⇒かみや【神屋】
かみ‐やつこ【神奴】
神社に属して掃除などの雑役をつとめた者。神のやつこ。神のみやつこ。かんやつこ。続日本紀21「鹿島―」
かみ‐やつで【紙八手】
ウコギ科の常緑大低木。ヤツデとは別属。本州では落葉する。沖縄・台湾などに自生、庭木として栽植。樹高2〜3メートル、時に6メートルに達する。幹質は柔らかく純白色の髄があり、葉は約70センチメートルの円形で、形はヤツデに似、下面に白毛を密生。晩秋に、円錐花序の緑白色4弁の小花を開き、球形の果実が黒熟。茎の髄から作った薄片を蓪草つうそう紙といい、装飾に用いる。通脱木つうだつぼく。
かみ‐やま【神山】
(神の鎮座する山の意)
①神奈川県箱根山中央火口丘の最高峰。標高1438メートル。
②京都市北区、上賀茂神社の北方の山。(歌枕)
カミュ【Albert Camus】
フランスの作家。アルジェリア生れ。第二次大戦中、レジスタンスに参加。不条理の哲学を追究。小説「異邦人」「ペスト」など。ノーベル賞。(1913〜1960)
カミュ
提供:ullstein bild/APL
かみ‐ゆい【髪結い】‥ユヒ
髪を結うこと。また、それを業とする人。
⇒かみゆい‐しんざ【髪結新三】
⇒かみゆい‐どこ【髪結床】
⇒かみゆい‐の‐ていしゅ【髪結いの亭主】
かみゆい‐しんざ【髪結新三】‥ユヒ‥
歌舞伎脚本「梅雨小袖昔八丈つゆこそでむかしはちじょう」の通称。また、その登場人物名。
→文献資料[梅雨小袖昔八丈(序幕第三場)]
⇒かみ‐ゆい【髪結い】
かみゆい‐どこ【髪結床】‥ユヒ‥
①江戸時代に、鬢びん・月代さかやきを剃り、または髪を結うことを業とした家。かみどこ。床。
②理髪店。
⇒かみ‐ゆい【髪結い】
かみゆい‐の‐ていしゅ【髪結いの亭主】‥ユヒ‥
(髪結いは女性にできた仕事で、働きのない夫が養えたので)妻の稼ぎで暮らす夫。
⇒かみ‐ゆい【髪結い】
かみ‐よ【神代】
記紀神話で、天地開闢かいびゃくから鸕鷀草葺不合尊うがやふきあえずのみことまで、神武天皇以前の神々の時代。じんだい。
⇒かみよ‐ななよ【神代七代・神世七代】
⇒かみよ‐の‐かぜ【神代の風】
か‐みょう【家名】‥ミヤウ
⇒かめい
かみよし‐び【神吉日】
暦注で、神詣でまたは神事を行うのに吉という日。かみよし。
かみ‐よせ【神寄せ】
神を招きよせてお告げを聞くこと。
かみよ‐ななよ【神代七代・神世七代】
天地開闢のとき、別天神ことあまつかみ五柱につづいて出現した国之常立神くにのとこたちのかみ以下伊邪那岐神いざなきのかみ・伊邪那美神いざなみのかみまでの7代。古事記では十二神、日本書紀では十一神。天神七代。
⇒かみ‐よ【神代】
かみよ‐の‐かぜ【神代の風】
神代の遺風。
⇒かみ‐よ【神代】
かみ‐より【紙縒】
紙を細く裁ち、指先でひねって糸のようにしたもの。こより。観世縒かんぜより。
かみより‐いた【神憑板・神依板・神寄板】
神おろしをする時、神を迎えるために叩き鳴らした杉の板。万葉集9「かむなびの―にする杉の」
か‐みら【韮】
(「香かみら」の意)ニラの古名。古事記中「粟生あわふには―一もと」
かみ‐りゅう【上流】‥リウ
(茶道の千家の三家とも、上京かみぎょうにいたからいう)千家せんけ流。↔下流
かみ‐る‐き【神留岐】
⇒かむろき(神漏岐)。常陸風土記「諸祖天神、俗くにひとかみるみ、―と云ふ」
かみ‐る‐み【神留弥】
⇒かむろみ(神漏美)
カミルレ【kamille オランダ・加密爾列】
(カミツレとも)キク科の一年草。ヨーロッパ原産の薬用植物。高さ約50センチメートル。全体に芳香がある。葉は2〜3回羽状に分裂。夏、周囲が白く中央黄色の頭状花をつける。花は胃腸薬、発汗剤。乾燥花を茶のようにして飲む。カモミール。
カミルレ
カミルレ
提供:OPO
⇒カミルレ‐か【カミルレ花】
カミルレ‐か【カミルレ花】‥クワ
カミルレの花を乾かしたもの。強い香と苦味がある。駆風剤・発汗剤。カミツレ花。
⇒カミルレ【kamille オランダ・加密爾列】
かみ‐ろ‐き【神漏岐】
⇒かむろき
かみ‐ろ‐み【神漏美】
⇒かむろみ
かみ‐わ・ける【噛み分ける】
〔他下一〕[文]かみわ・く(下二)
①食物をよくかんで味わう。玩味する。
②物事の道理を細かに弁別して考える。「酸いも甘いも―・ける」
かみ‐わざ【神業・神事】
(古くはカムワザとも)
①神のしわざ。かみごと。また、神の力でしかできないような、すばらしい技術。神技。「まるで―だ」
②神に関する公事。神事しんじ。源氏物語真木柱「霜月に成りぬ、―などしげく」
かみ‐わたし【神渡し】
(出雲大社に渡る神々を送る意)旧暦10月に吹く西風。神立風かみたつかぜ。〈[季]冬〉



広辞苑 ページ 4126 での【○上漏り下潤う】単語。