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あたら・し【可惜し】🔗⭐🔉
あたら・し【可惜し】
〔形シク〕
(アタラはアタル(当たる)と同源か。アタは相当する意。対象の立派さ、すばらしさを認め、その立派さに相当する状態にあればよいのにと思う気持を表す。平安時代以後「新あらたし」と混同した)
①このままにしておくのは惜しい。惜しむべきである。もったいない。古事記上「田の畔あを離ち、溝を埋むるは、地ところを―・しとこそ」
②(そのままにしておくのは惜しいほど)立派だ。すばらしい。万葉集20「―・しき清きその名そ」。源氏物語玉鬘「着こめ給へる髪の透影、いと―・しくめでたく見ゆる」
広辞苑 ページ 412 での【可惜し】単語。