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○仮面を脱ぐかめんをぬぐ🔗⭐🔉
○仮面を脱ぐかめんをぬぐ
本心・本性を現す。
⇒か‐めん【仮面】
かも【釭】
(→)「かりも」に同じ。
かも【鴨・鳧】
①カモ目カモ科の鳥のうち、比較的小形の水鳥の総称。ガンに似るがより小形で、一般に雌雄異色。脚には前向きの3趾間に蹼みずかきがある。嘴くちばしは横に扁平で櫛の歯状の板歯がある。河海・湖沼に生息。世界に約70種。日本では秋、北地から渡来し、春、北に帰るものが多い。マガモ・コガモ・ヨシガモ・トモエガモなど。〈[季]冬〉
アカリュウキュウガモ
撮影:小宮輝之
オナガガモ
撮影:小宮輝之
シノリガモ(雄)
撮影:小宮輝之
②くみしやすい相手。利用しやすい好人物。「―にする」「いい―」
⇒鴨が葱を背負ってくる
かも【鴨】
姓氏の一つ。
⇒かも‐の‐ちょうめい【鴨長明】
かも【氈】
氈鹿の毛を撚よって作った敷物。毛の席むしろ。拾遺和歌集雑「車の―を請ひに遣はして侍りけるに」
か‐も【佳模】
よい模範。太平記27「―とは申せども」
かも【加茂】
①新潟県中部、信濃川支流の加茂川に沿う市。和紙・家具・化繊が主産業で桐箪笥の製造で有名。地名は京都賀茂神社の分祀に因む。人口3万1千。
②京都府南部、木津川市の地名。木津川北岸には8世紀に3年余にわたって恭仁京くにのみやの中心部があった。
かも【加茂】
姓氏の一つ。
⇒かも‐すえたか【加茂季鷹】
かも【賀茂・加茂】
①京都市北・左京両区の地名。上賀茂・下賀茂(下鴨)の総称。
②能。神物。賀茂明神の丹塗矢縁起を脚色、世を祝福する。
かも【賀茂】
姓氏の一つ。
⇒かも‐の‐まぶち【賀茂真淵】
かも
〔助詞〕
➊(終助詞)
①(疑問のカに詠嘆のモを添えたもの)
㋐詠嘆しながら疑う意を表す。万葉集1「吾妹子わぎもこをいざみの山を高み―大和の見えぬ国遠み―」
㋑(助動詞ムの已然形メに続いて)反語の意を表す。…ものか。古今和歌集序「古を仰ぎて今を恋ひざらめ―」
㋒(助動詞ズの連体形ヌに続いて)願望を表す。…しないかなあ。万葉集2「芳野河ゆく瀬のはやみ須臾しましくも淀よどむことなくありこせぬ―」
②(詠嘆のカとモの複合したもの。平安時代以後は「かな」が一般的になった)感動を表す。…ことだ。万葉集1「山川もよりてつかふる神ながらたぎつ河内かうちに船出せす―」。万葉集5「悔し―かく知らませばあをによし国内くぬちことごと見せましものを」
➋(係助詞)(カ・モともに係助詞)詠嘆しながら疑う意を表す。万葉集9「慰めて今夜は寝なむ明日よりは恋ひ―行かむ此間こゆ別れなば」。万葉集10「明日よりは吾が玉床を打ち払ひ君といねずて孤ひとり―寝む」
かも‐あおい【賀茂葵】‥アフヒ
(京都賀茂神社の祭礼に用いるからいう)フタバアオイの別称。
かも‐あわせ【鴨合せ】‥アハセ
鴨を持ち寄って優劣を定める遊戯。
かも‐い【鴨居】‥ヰ
引戸・襖ふすま・障子などを立て込むため開口部の上部に渡した、溝を付けた横木。かもえ。↔敷居。
⇒かもい‐かくし【鴨居隠し】
⇒かもい‐した【鴨居下】
かもい‐かくし【鴨居隠し】‥ヰ‥
高さ6尺の屏風の称。
⇒かも‐い【鴨居】
かも‐いけ【鴨池】
野生の鴨を誘って猟をするために設けた池。
かもい‐した【鴨居下】‥ヰ‥
高さ5尺6寸5分の屏風の称。
⇒かも‐い【鴨居】
かも‐いっき【加茂一揆】
1836年(天保7)三河国加茂郡で、天保の飢饉と米価高騰で困窮した農民が起こした、世直しを求める百姓一揆。→鴨の騒立さわだち
かもいわくら‐いせき【加茂岩倉遺跡】‥イハ‥ヰ‥
島根県東部、雲南市加茂町にある遺跡。1996年、土坑に埋納した銅鐸39個を発見。1カ所から出土した銅鐸数としては日本最多。
か‐もう【火網】クワマウ
小銃・機関銃・火砲を縦横に発射し、戦場に弾道の網を張ったような状態をいう。
がもう【蒲生】ガマフ
姓氏の一つ。
⇒がもう‐うじさと【蒲生氏郷】
⇒がもう‐くんぺい【蒲生君平】
が‐もう【鵝毛】
①鵝鳥の羽毛。極めて軽いものにたとえる。徒然草「一日の命、万金よりも重し。牛のあたひ、―よりも軽し」
②菊の品種の一つ。〈日葡辞書〉
がもう‐うじさと【蒲生氏郷】ガマフウヂ‥
安土桃山時代の武将。初名、教秀・賦秀やすひで。近江蒲生の人。織田信長・豊臣秀吉に仕え、会津92万石を領した。茶道・和歌もよくした。(1556〜1595)
⇒がもう【蒲生】
がもう‐くんぺい【蒲生君平】ガマフ‥
江戸後期の勤王家。名は秀実。下野宇都宮に生まれる。畿内の陵墓を調査して「山陵志」を著し、ロシアが北辺を侵すと聞いて「不恤緯ふじゅつい」を著して沿海防衛の必要を説く。寛政の三奇人の一人。(1768〜1813)
⇒がもう【蒲生】
かも‐うり【氈瓜】
トウガ(冬瓜)の古称。〈[季]秋〉
かも‐え【鴨柄】
(→)「かもい(鴨居)」に同じ。〈倭名類聚鈔10〉
かも‐えだ【鴨枝】
樹木の1カ所から多くの小枝の生じたもの。神の休み場であるとして伐ることを忌む。天狗の休み場。天狗の巣。神の腰掛け木。
カモエンス【Camões】
⇒カモンイス
かも‐かくも
〔副〕
ともかくも。いずれとも。万葉集14「―君がまにまに吾あは寄りにしを」
かもがた‐ひこうき【鴨型飛行機】‥カウ‥
主翼の前方に水平尾翼に相当する小翼をもつ飛行機。エンテ。
かも‐かつら【賀茂楓】
(賀茂祭に用いるからいう)桂かつら・楓ふうの別称。



広辞苑 ページ 4149 での【○仮面を脱ぐ】単語。