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○勧学院の雀は蒙求を囀るかんがくいんのすずめはもうぎゅうをさえずる🔗⭐🔉
○勧学院の雀は蒙求を囀るかんがくいんのすずめはもうぎゅうをさえずる
(「蒙求」を読むのを聞き覚えてこれを囀る意)常に見慣れ聞き慣れていることは自然に覚える意。「門前の小僧習わぬ経をよむ」と同趣旨。
⇒かんがく‐いん【勧学院】
かんがく‐え【勧学会】クワン‥ヱ
平安時代、3月・9月の15日に、天台宗の僧侶と勧学院の学生とが相会して、狂言綺語の罪を滅ぼすために法華経を講じ、のち経中の1句を題として詩歌を作った行事。964年(応和4)に始まり、1122年(保安3)に至る。
⇒かん‐がく【勧学】
かんかく‐かい【感覚界】
(→)感性界に同じ。
⇒かん‐かく【感覚】
かんかく‐きかん【感覚器官】‥クワン
物理的・化学的刺激を受容するのに特別に分化した構造をもち、その刺激を感覚として求心的に中枢に伝える器官。感覚器。触覚器・視覚器・聴覚器・嗅覚器など。
⇒かん‐かく【感覚】
かんかく‐さいぼう【感覚細胞】‥バウ
一定の種類の刺激を受容して、細胞膜に活動電位が発生するように特殊化した細胞。神経細胞の樹状突起の末端が受容部位をなす一次感覚細胞と、上皮細胞が特殊化した二次感覚細胞とがある。
⇒かん‐かく【感覚】
かんかく‐しげき【感覚刺激】
感覚受容器によって受け入れられ、各種感覚を起こさせる刺激。光・熱、機械的・化学的エネルギーなど。
⇒かん‐かく【感覚】
かんがく‐しゃ【漢学者】
漢学を修める人。漢学に造詣の深い人。
⇒かん‐がく【漢学】
かんかく‐しゃだん【感覚遮断】
被験者を特定の感覚刺激を与えないか、その程度を縮減した環境条件下で一定期間過ごさせ、心的状態の変化を調べること。
⇒かん‐かく【感覚】
かんかく‐じょうひ【感覚上皮】‥ジヤウ‥
感覚細胞を含み、外からの刺激を感じることができる上皮組織。感覚器官に典型的に見られる。鼻腔内の嗅上皮、内耳のコルチ器や前庭・半規管など。
⇒かん‐かく【感覚】
かんかく‐しんけい【感覚神経】
感覚細胞の興奮を感覚中枢に伝達する神経。知覚神経。↔運動神経。
⇒かん‐かく【感覚】
かんかく‐ちゅうすう【感覚中枢】
高等動物の大脳皮質に感覚野として分布している神経中枢。
⇒かん‐かく【感覚】
かんかく‐てき【感覚的】
理屈では捉えきれない、感覚や感性に関すること。「―には分かる」
⇒かん‐かく【感覚】
かんかく‐てん【感覚点】
皮膚や粘膜を刺激したときに、感覚を起こす点状部分。痛点・触点・圧点・温点・冷点の総称。
⇒かん‐かく【感覚】
かんがく‐でん【勧学田】クワン‥
平安時代、学問奨励のため、大学寮・勧学院などに付属させて、諸学生の食料・費用にあてた田。757年(天平宝字1)新設の大学寮公廨くげ田を794年(延暦13)頃改称。勧学料田。学料田。学田。
⇒かん‐がく【勧学】
かんがく‐は【漢学派】
清代の学派の一つ。漢の儒者の注を尊重・継承する学派。日本では、江戸時代の新注・古義学・古文辞学などに抗して起こった吉田篁墩こうとん・大田錦城・狩谷棭斎えきさいらの学派。
⇒かん‐がく【漢学】
かんかく‐びょうしゃ【感覚描写】‥ベウ‥
特に感覚の働きに重きを置く文学描写。
⇒かん‐かく【感覚】
かんかく‐もう【感覚毛】
基部に特殊な神経末端をもち、外界からの刺激、特に機械的刺激の受容にあずかる毛の総称。哺乳類の上顎の髭、昆虫類の毛状の感覚子、食虫植物の葉上面の毛など。
⇒かん‐かく【感覚】
かんかく‐や【感覚野】
感覚を生じる働きをもつ大脳皮質の領域。感覚神経線維の末端とそれに接する領域とから成る。感覚領。↔運動野。
⇒かん‐かく【感覚】
かんかく‐よけん【感覚与件】
感覚器官を通じて与えられる、解釈や判断を加える以前の直接的な経験内容。形・色・音・匂いなど。現象主義では経験的知識の基盤と見なされ、物体は感覚与件からの論理的構成物であるとされた。感覚所与。センスデータ。
⇒かん‐かく【感覚】
かんかく‐りょう【感覚領】‥リヤウ
(→)感覚野に同じ。
⇒かん‐かく【感覚】
かんかく‐ろん【感覚論】
(sensualisme; sensationnisme フランス)一切の認識の源泉は感覚にあり、もともと感性の中になかったものは知性の中にないと考える認識論上の立場。近世における代表者は「人間認識の起源論」を書いたコンディヤック。→ロック
⇒かん‐かく【感覚】
がん‐かけ【願掛け】グワン‥
(ガンガケとも)神仏に願をかけること。がんだて。立願。
かんか‐けい【寒霞渓】
香川県小豆島東部にある名勝。安山岩質の奇岩・断崖から成る。秋季、紅葉が有名。
寒霞渓
撮影:山梨勝弘
かんか‐こどく【鰥寡孤独】クワンクワ‥
妻を失った男と、夫を失った女と、みなしごと、老いて子のない者。よるべない独り者。世にたよりのない身分の人。
⇒かん‐か【鰥寡】
がん‐がさ【雁瘡】
(雁の来る頃発して、帰る頃癒えるからいう)痒疹ようしん・痒疹性湿疹の俗称。慢性でかゆく容易になおらない。臑瘡すねくさ。がんそう。こせがさ。〈[季]秋〉。東海道中膝栗毛発端「足は年中―で」
かんか‐じぎょう【感化事業】‥クワ‥ゲフ
不良の性癖ある少年・少女をその環境を改めて保護教育し、これを矯正する事業。教護事業。
⇒かん‐か【感化】
かんか‐ぜい【間架税】
中国、唐代に制定された家屋税。家屋の良否と室数に応じて課税。
かん‐がたり【神語り】
(古くはカムガタリ)上代歌謡の一種。八千矛神やちほこのかみの妻問つまどいを語る数首の長歌謡。
かんかち
(福島県で)やけど。
かん‐かち
①固くて小さい物が触れて発する音。
②ものが固く凍るさま。かんかちこ。かちかち。
⇒かんかち‐だんご【かんかち団子】
かんかち‐だんご【かんかち団子】
享保(1716〜1736)から明治頃まで、小さい杵を小臼にあてて、かんかちと音をさせ、搗つくまねをしつつ売りあるいた団子。多くはモロコシや葛で製し、これに黄粉きなこをまぶしたもの。その風俗は踊りにも採り入れられた。影勝団子かげかつだんご。
⇒かん‐かち
かん‐かつ【奸黠・姦黠】
わるがしこいこと。また、そういう人。狡猾こうかつ。
かん‐かつ【寛闊】クワンクワツ
①ゆったりとしていること。寛大なこと。度量の広いこと。男色大鑑「此少人気分は―にぞ生れつきて、物静に自からの若女がた」。「―な心」
②性格や服装などが派手なこと。だて。好色一代男8「よろづ―に申しつけて」
⇒かんかつ‐おんな【寛闊女】
⇒かんかつ‐ごえ【寛闊声】
⇒かんかつ‐すがた【寛闊姿】
⇒かんかつ‐ねんぶつ【寛闊念仏】
⇒かんかつ‐もの【寛闊者】
かん‐かつ【管轄】クワン‥
(「管」は門戸を開閉するかぎ、「轄」は車輪の外れるのを防ぐくさび)権限によって支配すること。また、その支配の及ぶ範囲。国家または公共団体が取り扱う事務について、地域・事項・人件上、限界された範囲。「県庁の―外」
⇒かんかつ‐さいばんしょ【管轄裁判所】
⇒かんかつ‐ちがい【管轄違い】
かんかつ‐おんな【寛闊女】クワンクワツヲンナ
はでで、ぜいたくな女。世間胸算用1「問屋の―」
⇒かん‐かつ【寛闊】
かん‐がっき【管楽器】クワンガク‥
気息で管内の空気を振動させて楽音を奏する気鳴楽器。木管楽器(笛・フルート・クラリネットなど)と金管楽器(トランペット・ホルンなど)との別がある。吹奏楽器。
かんかつ‐ごえ【寛闊声】クワンクワツゴヱ
悠揚として豪快な声。
⇒かん‐かつ【寛闊】
かんかつ‐さいばんしょ【管轄裁判所】クワン‥
特定の事件について管轄権を有する裁判所。
⇒かん‐かつ【管轄】
かんかつ‐すがた【寛闊姿】クワンクワツ‥
はでな姿。だてすがた。
⇒かん‐かつ【寛闊】
かんかつ‐ちがい【管轄違い】クワン‥チガヒ
①管轄の規定に反した手続をすること。
②提起された訴えが、その裁判所の管轄権に属さないこと。
⇒かん‐かつ【管轄】
かんかつ‐ねんぶつ【寛闊念仏】クワンクワツ‥
信仰のためでなく、だてに唱える念仏。
⇒かん‐かつ【寛闊】
かんかつ‐もの【寛闊者】クワンクワツ‥
だてしゃ。はでしゃ。
⇒かん‐かつ【寛闊】

広辞苑 ページ 4387 での【○勧学院の雀は蒙求を囀る】単語。