複数辞典一括検索+

きしも‐じん【鬼子母神】🔗🔉

きしも‐じん鬼子母神】 (キシボジンとも)(梵語Hārītī 訶梨帝)王舎城の夜叉やしゃ神の娘。千人(万人とも)の子を生んだが、他人の子を奪って食したので、仏は彼女の最愛の末子を隠して戒めた。以後、仏法の護法神となり、子宝・安産・育児などの祈願を叶えるという。また、法華経を受持する者を守護するともいう。像容に、1児を懐にし吉祥果(ざくろ)を持つ天女形と、忿怒相の鬼形とがある。歓喜母。訶梨帝母かりていも。誹風柳多留24「―などを売るのはやすいやつ」 鬼子母神 ⇒きしも【鬼子母】

広辞苑 ページ 4760 での鬼子母神単語。