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○帰心矢の如しきしんやのごとし🔗⭐🔉
○帰心矢の如しきしんやのごとし
家・故郷に早く帰りたい思いは、矢のように真直ぐにとんで行きたいほどである。
⇒き‐しん【帰心】
きしんろん【起信論】
大乗起信論だいじょうきしんろんの略称。
きす【鱚】
①キス科の硬骨魚の総称。体は筒型で長く、背びれは2基。鱗うろこは小さく、はげ易い。シロギスは美味。ヤギス(アオギス)は激減した。釣魚としても重要。〈[季]夏〉
きす
シロギス
提供:東京動物園協会
②淡水魚カマツカをキスまたはカワギスと呼ぶ地方もある。
キス【kiss】
(キッスとも)
①接吻せっぷん。口づけ。
②ビリヤードで、1度触れた球と球とが再び触れること。
き・す【着す】
〔他下二〕
⇒きせる(下一)
き・す【記す】
〔他五〕
「記する」に同じ。
き・す【帰す】
〔自他五〕
「帰する」に同じ。
き・す【規す】
〔自サ変〕
きまる。浮世風呂4「水は皆冷いに―・した物だ」
き・す【期す】
〔他五〕
「期する」に同じ。
き・す【騎す】
〔自サ変〕
馬に乗る。
きず【傷・疵・瑕】
①切ったり打ったりして皮膚や肉が損ずること。また、その箇所。けが。精神的な痛手にもいう。万葉集5「いとのきて痛き―には鹹塩からしおを灌そそくちふが如く」。「―を負う」「心の―」
②物のこわれ損じた所。われめ。さけめ。神代紀上「鏡を以て其の石窟いわやに入さきいれしかば、戸に触つきふれて小―つけり。其の―今にうせず」。「―をつける」「柱の―」
③不完全な所。非難すべき所。欠点。源氏物語手習「弘法の―」。「玉に―」
④恥辱。不名誉。平家物語11「ながき御方みかたの御―にて候ふべし」。「脛すねに―持つ身」「信用に―が付く」
⇒瑕無き玉
⇒瑕に玉
⇒疵持つ足
⇒疵持つ脛
⇒疵を求む
き‐ず【木酢】
ユズ・ダイダイなどの柑橘類の果実から搾った汁。〈[季]秋〉
き‐ず【生酢】
まぜ物のない酢。
ぎす【螽斯】
キリギリスの俗称。〈[季]秋〉
ぎ・す【擬す】
〔他五〕
「擬する」に同じ。
ぎ・す【艤す】
〔他サ変〕
船出の用意をする。ふなよそおいをする。艤装する。「舟を―・して待つ」
ぎ・す【議す】
〔他五〕
(→)「議する」に同じ。
きず‐あと【傷跡・傷痕・疵痕】
きずのついたあと。きずが治って残ったあと。「戦争の―」
き‐すい【汽水】
①海水と淡水との混合によって生じた低塩分の海水。内湾・河口部などの海水。
②水蒸気と水。
⇒きすい‐こ【汽水湖】
⇒きすい‐ぶんりき【汽水分離器】
き‐すい【既遂】
①既になし遂げたこと。
②〔法〕犯罪の構成に必要な条件がすべて充足され犯罪が完成したこと。「―犯」
↔未遂
きすい【帰綏】
中国内モンゴル自治区の区都フフホトの旧称。新旧二城から成り、旧城は16世紀中頃に建てられ帰化と称し、新城は清の乾隆(1736〜1795)年間に旧城の北東に築かれ綏遠と称し、のち両城を合わせ帰綏と呼んだ。
き‐ずい【気随】
自分の思いのままにふるまうこと。きまま。わがまま。西鶴織留2「名人はかならず―にして」
⇒きずい‐きまま【気随気儘】
⇒きずい‐もの【気随者】
き‐ずい【奇瑞】
めでたいことの前兆として現れた不思議な現象。霊妙な瑞相。
き‐すいえん‐こう【輝水鉛鉱】‥クワウ
硫化モリブデンから成る鉱物。六方晶系、六角板状・葉片状・鱗片状の結晶。柔軟、鉛灰色で金属光沢があり、条痕は緑色を帯びる。モリブデンの鉱石。
きずい‐きまま【気随気儘】
思いのまま。何にも拘束されず思い通りであること。「―な生活」
⇒き‐ずい【気随】
きすい‐こ【汽水湖】
海とつながり、汽水からなる湖。宍道しんじ湖・浜名湖の類。
⇒き‐すい【汽水】
き‐ずいしょう【黄水晶】‥シヤウ
水晶の一種。鉄を含んで淡黄色半透明で、黄玉に類似。シトリンとも。印材や宝石。偽黄玉。
黄水晶
撮影:関戸 勇
き‐ずいせん【黄水仙】
スイセンの一種。南ヨーロッパ原産、江戸時代に渡来。葉は丸く、長さ30センチメートル。早春、花茎を出し頂端に黄色の六弁花をつける。香気が強いものもある。ダフォディル。〈[季]春〉
きすい‐ぶんりき【汽水分離器】
水蒸気中に含まれる水滴を取り除く装置。蒸気機関では、蒸気を細かい目孔に通して水滴を孔壁に付着させるか、または、螺旋らせん路に通し遠心作用によって水滴を飛び去らせる。
⇒き‐すい【汽水】
きずい‐もの【気随者】
きまま者。わがまま者。浄瑠璃、傾城反魂香「横着者―とかさをかけてぞ叱らるる」
⇒き‐ずい【気随】
き‐すう【奇数】
2で割り切れない整数。↔偶数
き‐すう【帰趨】
事件や状態の最終的に落ち着くところ。帰着するところ。帰趣。「勝敗の―は明らか」
き‐すう【基数】
①基礎として用いる数。十進法では0から9までの整数。
②(→)濃度2に同じ。
き‐すうし【基数詞】
「数詞」参照。
きすう‐ほう【記数法】‥ハフ
特定の数を表す数字を定め、それらを組み合わせて任意の数を表す方法。現在は広くアラビアに由来する位取り記数法を使用し、通常、アラビア数字を並べて数を示す。他にローマ記数法などがある。
キスカ【Kiska】
アメリカ合衆国のアラスカ州南西部、アリューシャン列島西部の火山島。日付変更線近くに位置する。第二次大戦中、日本の守備隊が全員撤退したことで有名。
き‐ずき【生漉き】
楮こうぞ・三椏みつまた・雁皮がんぴを原料とし、粘剤ねり以外の物を混ぜないで紙を漉くこと。また、その漉いた和紙。
⇒きずき‐がみ【生漉紙】
きずき‐あ・げる【築き上げる】キヅキ‥
〔他下一〕
①土や石などを積み重ねて立派な建造物を作る。
②努力により、名誉・財産や組織などを作り上げる。「今日の地位を―・げる」
きずき‐がみ【生漉紙】
生漉きにした紙。きがみ。
⇒き‐ずき【生漉き】
ぎす‐ぎす
①動作や態度に優しさ・愛嬌がなく親しみにくいさま。梅暦「―しなひでおとなしいからよいネ」。「―した物言い」
②やせて骨ばっているさま。「―した体つき」
き‐すぐ【生直】
すなおで言行に飾りのないこと。きまじめ。素朴。源氏物語初音「いとまめに―の人にておはす」。「―な人柄」
きず・く【築く】キヅク
〔他五〕
(「城き築つく」の意)
①土石でつき固めて積みつくる。「堤防を―・く」
②城砦を建設する。〈類聚名義抄〉。「城を―・く」
③基礎から堅固に作り上げる。「新しい家庭を―・く」「よい伝統を―・く」
きず‐ぐすり【傷薬】
傷につける薬。
きず‐ぐち【傷口・疵口】
(キズクチとも)
①きずによる表皮のやぶれ。「―をふさぐ」
②比喩的に、人に触れられたくない過去のあやまちや弱点。「―に触れる」
③事態が悪くなる、きっかけ。「―が広がる」
きすけ【喜助】
江戸の遊里で雑役を勤める若衆の通称。歌舞伎、助六所縁江戸桜「これ―殿、大儀ながらちよつと松屋の内へいて下さんせぬか」
き‐すげ【黄菅】
〔植〕ユウスゲの別称。
ぎすけ‐に【儀助煮】
小魚類を甘辛く煮て、唐芥子とうがらし・海苔のりなどの香味を加え、焙炉ほいろにかけて乾かしたもの。福岡の名物。宮野儀助の創製。
きす‐ご【鱚子】
〔動〕シロギスの別称。→鱚きす
き‐すずし【黄生絹】
黄色をおびた、練らないままの絹。枕草子36「香染のひとへ、もしは―のひとへ」
きず‐つ・く【傷つく・疵つく】
[一]〔自五〕
①身体・器物などにきずができる。
②(比喩的に)人の名誉・心情などがそこなわれる。「自尊心が―・く」
[二]〔他下二〕
⇒きずつける(下一)
きず‐つ・ける【傷つける・疵つける】
〔他下一〕[文]きずつ・く(下二)
①身体・器物などにきずを負わせる。
②(比喩的に)人の名誉・心情をそこなう。「体面を―・ける」「乙女心を―・ける」
き‐すて【着捨て・着棄て】
着すてること。また、着すてた物。着ふるして不用となったもの。
き‐す・てる【着捨てる】
〔他下一〕[文]きす・つ(下二)
①着物を脱いでそのままにしておく。ぬぎすてにする。
②同じ着物を着られるだけ着てそのまますててしまう。好色一代女6「島原大夫職の―・てし物にかはらず」
きず‐とがめ【傷咎め】
傷がなおらずに一層ひどくなること。
き‐ずな【絆・紲】キヅナ
①馬・犬・鷹など、動物をつなぎとめる綱。梁塵秘抄「御厩みまやの隅なる飼ひ猿は―離れてさぞ遊ぶ」
②断つにしのびない恩愛。離れがたい情実。ほだし。係累。繋縛。平家物語10「妻子といふものが、…生死しょうじに流転るてんする―なるが故に」。「夫婦の―」
き‐ずな【生砂】
川・海岸などの珪石に富んだ砂。



広辞苑 ページ 4786 での【○帰心矢の如し】単語。