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きせん【喜撰】🔗⭐🔉
きせん【喜撰】
①平安初期、弘仁(810〜824)頃の歌人。六歌仙の一人。山城国乙訓おとくに郡の人。出家して醍醐山に入り、のち宇治山に隠れて仙人となったと伝える。確かな作は「わが庵は」の歌1首のみ。喜撰法師。
②歌舞伎舞踊。清元・長唄掛合。松本幸二作詞。五変化「六歌仙容彩うたあわせすがたのいろどり」の一つ。1831年(天保2)初演。喜撰法師に茶汲み女がからむ。
③山田流箏曲の一つ。
⇒きせん‐が‐だけ【喜撰ヶ岳・窺仙ヶ岳】
⇒きせん‐しき【喜撰式】
広辞苑 ページ 4804 での【喜撰】単語。