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○狂瀾を既倒に廻らすきょうらんをきとうにめぐらす🔗🔉

○狂瀾を既倒に廻らすきょうらんをきとうにめぐらす [韓愈、進学解]荒れ狂う大波を押し返す。時勢がどうしようもなく傾いたのを再びもとに回復することにいう。 ⇒きょう‐らん【狂瀾】 きょう‐り胸裏・胸裡】 胸の中。心の中。 きょう‐り教理ケウ‥ 一定の宗教や宗派が真理と認めている教えの体系。 ⇒きょうり‐もんどう‐しょ【教理問答書】 きょう‐り郷里キヤウ‥ ①むらざと。郷邑。 ②生まれ育った土地。ふるさと。故郷。「―へ帰る」 ⇒きょうり‐せい【郷里制】 きょう‐り筐裏・筐裡キヤウ‥ はこの中。筐中。 きょう‐り鏡裏・鏡裡キヤウ‥ 物の写った鏡のうち。 ぎょう‐り澆漓ゲウ‥ (「澆」「漓」ともにうすい意)世が末となって道徳が衰え、人情の薄いこと。澆薄ぎょうはくきょう‐りき経力キヤウ‥ 経文の功徳くどく。読経どきょうの功力くりきぎょう‐りき行力ギヤウ‥ 仏道や修験しゅげん道を修行して得た功徳くどくの力。 きょうりき‐こ強力粉キヤウ‥ 小麦粉の一種。硬質小麦から得られ、蛋白質を多く含み、水を含むと強く粘る。パンなどに適する。↔薄力粉 きょうり‐せい郷里制キヤウ‥ 中国の地方自治制度。州県の下の地方区画として、漢や唐では100戸を里とし、里をいくつか集めて郷とした。→郷里ごうり ⇒きょう‐り【郷里】 きょう‐り‐せん膠鯉煎ケウ‥びん付け油の一種。鯉の鱗を煮つめて作り、水飴のように木に巻いて用いたという。犬筑波「―にてかふりをそきる」 きょう‐りつ共立】 共同で設立すること。 ぎょう‐りつ凝立】 身動きせず、じっと立つこと。 きょうりついそう経律異相キヤウ‥サウ 〔仏〕中国、梁りょうの宝唱編の仏書。50巻。516年成る。経典や律蔵中の譬喩ひゆ・本生譚などから様々な仏法の霊異を集めた書。 きょうりつ‐じょしだいがく共立女子大学‥ヂヨ‥ 私立大学の一つ。1886年(明治19)創設の共立女子職業学校を基礎に、1928年(昭和3)共立女子専門学校を設立。49年新制大学。本部は東京都千代田区。 きょう‐りつ‐ろん経律論キヤウ‥ 仏典を三種に区分した称で、経と律と論。三蔵。大蔵経。 きょうり‐もんどう‐しょ教理問答書ケウ‥ダフ‥ カテキズムの訳語。 ⇒きょう‐り【教理】 きょう‐りゃく劫略・劫掠ケフ‥ (ゴウリャクとも)おびやかしかすめ取ること。 きょう‐りゅう恐竜】 (dinosaurs)絶滅した陸生の爬虫類の一群。後肢が胴体の下側から出ていることを特徴とする。中生代の三畳紀に出現、白亜紀末まで生息した。ニワトリ大から全長35メートルを越す巨大なものまであり、肉食・植物食など多種多様。鳥類が肉食恐竜の子孫であることから、恐竜は絶滅していないとする考えもある。 きょうりゅう ⇒きょうりゅう‐おんけつ‐せつ【恐竜温血説】 きょうりゅう‐おんけつ‐せつ恐竜温血説‥ヲン‥ 恐竜は爬虫類でありながら温血性であったとする考え。鳥類に進化した系統では温血性を獲得したようだが、他の系統では不明。 ⇒きょう‐りゅう【恐竜】 きょう‐りょ強虜キヤウ‥ (「虜」はえびすの意)強敵をののしっていう語。強いえびす。 きょう‐りょ郷閭キヤウ‥ (「閭」は里の門の意)むらざと。郷里。 きょう‐りょう凶漁‥レフ 漁獲高がはなはだしく少ないこと。ひどい不漁。 きょう‐りょう狭量ケフリヤウ 人を受け入れる心の狭いこと。「―な小人物」 きょう‐りょう校了ケウレウ ⇒こうりょう きょう‐りょう経料キヤウレウ 読経の報酬として僧侶に与える金銭。 きょう‐りょう較量・校量ケウリヤウ ①くらべあわせて考えること。こうりょう。 ②おしはかること。推察。 きょう‐りょう彊梁・強梁キヤウリヤウ (「梁」は橋・棟木の意で、支える力が強いこと)強くて制しにくいこと。剛暴。 きょう‐りょう橋梁ケウリヤウ 交通路を連絡するために、河川・湖沼・運河・渓谷などの上に架設する構造物。構造上、桁橋・アーチ橋・吊橋などがある。かけはし。はし。 きょうりょう‐は竟陵派キヤウ‥ 明代後期の文学流派。竟陵(湖北省天門)の人、鍾惺しょうせい・譚元春たんげんしゅんに代表される。公安派と同じく古文辞派の復古主義に反対し、自由な創作を主張したが、高踏的で晦渋かいじゅうな詩風に陥った。 きょう‐りょく協力ケフ‥ ある目的のために心をあわせて努力すること。「募金に―する」「一致―」 きょう‐りょく強力キヤウ‥ ①力や作用が強いこと。また、強い力。ごうりき。「―な味方」「―に推し進める」 ②釣り糸が破断する限界負荷を示す重量表示。 きょう‐りん杏林キヤウ‥ ①あんずの林。 ②[神仙伝](三国の呉の名医の董奉とうほうが病人をなおしても報酬を受けず、なおった者に杏を記念として植えさせた結果、数年後に立派な林をなしたという故事から)医者の美称。 きょう‐りん喬林ケウ‥ (→)高林に同じ。 きょう‐るい凶類・兇類】 悪者の仲間。 きょう‐るい郷涙キヤウ‥ 故郷を思って流す涙。 きょう‐れい匡励キヤウ‥ 悪を正し善をはげますこと。 きょう‐れい教令ケウ‥ ①教え導き感化すること。教化。 ②命令すること。命令。 きょう‐れい饗礼キヤウ‥ 客を招いて饗応する儀式。ふるまい。馳走。あるじもうけ。 ぎょう‐れき業歴ゲフ‥ 事業の経歴。また、事業年数。 きょう‐れつ強烈キヤウ‥ 強くはげしいこと。「―な匂い」「―に印象づける」 ぎょう‐れつ行列ギヤウ‥ ①多人数がきちんと列をつくって並ぶこと。また、その列。「―に割り込む」「―して待つ」 ②儀式の際、儀仗を整え、供奉ぐぶの列をなして行くこと。鹵簿ろぼ。 ③〔数〕(matrix)多数の数字や文字を長方形または正方形型に並べ、まとまりを示すために括弧でくくったもの。各数字や文字をその行列の要素といい、横ひとならびの要素を行列の行、縦ひとならびの要素を列という。個の行、個の列から成る行列を(m,n)行列またはm×n行列という。(n,n)行列を次(正方)行列という。 ⇒ぎょうれつ‐しき【行列式】 ⇒ぎょうれつ‐りきがく【行列力学】 ぎょうれつ‐しき行列式ギヤウ‥ (determinant)行列3の各行各列から規則的に要素をとり出してそれらの積を作り、一定の規則で正負の符号を与え、さらにそれらすべての和を作る。これをその行列式という。例えば、を要素とする2次の行列式はadbcである。 ⇒ぎょう‐れつ【行列】 ぎょうれつ‐りきがく行列力学ギヤウ‥ ハイゼンベルクが、対応原理を指導原理としてボーアの量子論を発展させた力学。波動力学との関係が明らかになるに及び、量子力学として統一された。マトリックス力学。 ⇒ぎょう‐れつ【行列】 きょう‐れん狂恋キヤウ‥ 正気を失ったように激しい恋愛。 きょう‐れん教練ケウ‥ ①教えならすこと。 ②軍隊で行う戦闘のための訓練。 ③学校で行う軍事に関する教育や訓練。軍事教練。 きょう‐れん鏡奩キヤウ‥ かがみばこ。鏡匣きょうこうきょうろ匡廬キヤウ‥ (→)廬山ろざんの別称。 きょう‐ろ京呂キヤウ‥ 民家で柱の上に軒桁のきげたをのせ、その上に小屋梁こやばりをのせた構造。↔折置おりおき ぎょう‐ろ暁露ゲウ‥ 夜明けがたにおく露。 きょう‐ろう経楼キヤウ‥ 楼造りの経蔵。 きょうろく享禄キヤウ‥ [易程伝]戦国時代、後奈良天皇朝の年号。大永8年8月20日(1528年9月3日)改元、享禄5年7月29日(1532年8月29日)天文に改元。 きょう‐ろん経論キヤウ‥ 仏陀の説法を集成した経と、経を注釈した論。 きょう‐わ共和】 ①[史記周本紀]二人以上が共同和合して政務などをすること。 ②政治社会が構成員全体のものであり、その共同利益のために存在すると見なす考え方。 ⇒きょうわ‐えんぜつ‐じけん【共和演説事件】 ⇒きょうわ‐こく【共和国】 ⇒きょうわ‐せい【共和制】 ⇒きょうわ‐とう【共和党】 ⇒きょうわ‐れき【共和暦】 きょう‐わ協和ケフ‥ 心をあわせ仲よくすること。 ⇒きょうわ‐おん【協和音】 ⇒きょうわ‐おんてい【協和音程】 きょうわ享和キヤウ‥ [文選]江戸後期、光格天皇朝の年号。辛酉革命による改元。寛政13年2月5日(1801年3月19日)改元、享和4年2月11日(1804年3月22日)文化に改元。 きょうわ‐えんぜつ‐じけん共和演説事件】 1898年(明治31)文相尾崎行雄が演説のなかで日本が共和制になったらとの仮定を述べたことによる舌禍事件。政党内閣である隈板わいはん内閣に反感を持つ宮中・官僚勢力や与党内の旧自由党系がこれを不敬にあたると非難し、尾崎は辞任。 ⇒きょう‐わ【共和】 きょうわ‐おん協和音ケフ‥ (consonance)全ての音程が協和音程からなる和音。↔不協和音。 ⇒きょう‐わ【協和】 きょうわ‐おんてい協和音程ケフ‥ 西洋で、同度(1度)、5度、8度(オクターブ)など、よく合うとされる2音間の音程。不協和音程と相補的な関係にある。↔不協和音程 ⇒きょう‐わ【協和】 きょう‐わく狂惑キヤウ‥ 心の狂い惑うこと。 きょう‐わく誑惑キヤウ‥ 人をたぶらかし惑わすこと。 きょうわ‐こく共和国】 共和制の国家。 ⇒きょう‐わ【共和】 きょうわ‐せい共和制】 (republic)主権が国民にあり、国民の選んだ代表者たちが合議で政治を行う体制。国民が直接・間接の選挙で国の元首を選ぶことを原則とする。共和政体。↔君主制。 ⇒きょう‐わ【共和】 きょうわ‐とう共和党‥タウ (Republican Party)民主党とともにアメリカの二大政党の一つ。1854年結党。南部を地盤とする民主党に対し、主として北部の商工業者、西部の農民を基盤として発展、南北戦争後1920年代までの産業興隆期に優勢。1970年代以降は南部や労働者にも勢力を拡大。 ⇒きょう‐わ【共和】 きょう‐わらべ京童キヤウ‥ (→)「きょうわらわべ」に同じ。 きょう‐わらわ京童キヤウワラハ (→)「きょうわらわべ」に同じ。 ⇒きょうわらわ‐べ【京童部】 きょうわらわ‐べ京童部キヤウワラハ‥ 京の市中にいる無頼の若者ども。物見高く口さがない者の意で使われる。宇津保物語藤原君「博打ばくち、―数知らず集まりて」 ⇒きょう‐わらわ【京童】 きょう‐わらんべ京童部キヤウ‥ (→)「きょうわらわべ」に同じ。宇治拾遺物語7「―どもといさかひをしけり」 きょうわ‐れき共和暦】 (Calendrier républicain フランス)フランス革命当時に制定され、1793年、国民公会で採択された暦。92年9月22日の共和制宣言の日を元年1月1日として起算、1年を12(葡萄・霧・霜・雪・雨・風・芽・花・牧草・収穫・熱・果)月、1月を30日に分け、5日を祝祭にあてた。1806年廃止。革命暦。 ⇒きょう‐わ【共和】 きょう‐わん峡湾ケフ‥ 〔地〕フィヨルドの訳語。

広辞苑 ページ 5228 での○狂瀾を既倒に廻らす単語。