複数辞典一括検索+

ギリシア‐てつがく【ギリシア哲学】🔗🔉

ギリシア‐てつがくギリシア哲学】 古代ギリシアの哲学。第1期(前6世紀)は、東方イオニアのタレスに始まる自然学と西方イタリアのパルメニデスらの論理的存在論が対立的展開を示す。第2期(前5〜4世紀)は、アテナイを中心に人間を問うソクラテスの対話による探究、プラトンのイデア論、アリストテレスの形相質料論などにより古典的形而上学が成立。第3期(前3〜後6世紀)は、ポリスの没落による社会不安の中で魂の平安を求めて、キュニコス派・エピクロス派・ストア派・懐疑派・新プラトン派が生じ、また、ユダヤ教やキリスト教との同化も行われた。この時期を代表するものはプロティノスである。プラトンが建てたアカデミーの閉鎖(529年)でギリシア哲学の時代は終わる。 ⇒ギリシア【Gresia ポルトガル・希臘】

広辞苑 ページ 5323 でのギリシア哲学単語。