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くず【国栖・国樔・国巣】🔗⭐🔉
くず【国栖・国樔・国巣】
①古く大和国吉野郡の山奥にあったと伝える村落。また、その村民。在来の古俗を保持して、奈良・平安時代には宮中の節会に参加、贄にえを献じ、笛を奏し、口鼓を打って風俗歌ふぞくうたを奏することが例となっていた。→国栖奏くずのそう。
②常陸ひたち国茨城郡に土着の先住民。
③能。大海人皇子おおあまのおうじが大友皇子に追われて吉野に遁れ、吉野川の漁夫に助けられ、蔵王権現の祝福を受ける。
広辞苑 ページ 5604 での【国栖】単語。