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○口開くくちあく🔗⭐🔉
○口開くくちあく
口をきく。意見をいう。源氏物語帚木「すべて口あかすべくなむ侍らざりし」
⇒くち【口】
くち‐あけ【口開け・口明け】
①物の口を開くこと。また、その時。転じて、物事のはじめ。最初。くちびらき。かわきり。傾城禁短気「今日―の初談義」。「―に、まず一杯」
②京阪で、通し狂言の序幕。
③共同利用している山林や漁場に採取のため入ることを解禁すること。「山の―」
くち‐あ・し【口悪し】
〔形シク〕
①口がわるい。口ぎたない。落窪物語2「―・しきをのこ」
②食欲がない。散木奇歌集「或る尼の―・しとて物の食はれぬに」
くち‐あそび【口遊び】
①何となく口に出して言うこと。口ずさみ。宇津保物語梅花笠「ただ仏の御事をのみ寝言にも―にもしつつ行なふ」
②冗談。むだぐち。宇津保物語藤原君「このかかる―は更に承らじ」
くち‐あたり【口当り】
①飲食物を口に入れた時の感覚。口ざわり。「―のよい酒」
②応対ぶり。もてなし。「―のよい人」
くち‐あみ【口網】
籠の口などにとりつけた網。
⇒口網も諸持ち
広辞苑 ページ 5650 での【○口開く】単語。