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○口裏を合わせるくちうらをあわせる🔗🔉

○口裏を合わせるくちうらをあわせる (互いに裏の事情を知っていて)二人が言うことを一致させる。 ⇒くち‐うら【口占・口裏】 くち‐うるさ・い口煩い】 〔形〕[文]くちうるさ・し(ク) わずかなこともとやかく言う。くちやかましい。 くち‐え口絵‥ヱ 書籍・雑誌などの巻頭に入れる絵や写真。 くち‐え口餌‥ヱ 鷹飼で、鷹に餌を少しずつ与えること。また、その餌。 くち‐えい口永】 近世、金納の本租の付加税で、銀または銭で納めるもの。銀で納めるものを口銀、銭でするのを口銭という。口米くちまいとあわせ略して口米永ともいう。→口米 くち‐おおい口覆い‥オホヒ ①口をおおい隠すこと。また、それに用いるもの。源氏物語末摘花「いたう恥ぢらひて―し給へるさへ」 ②茶道で、正式の茶壺の口におおい飾る布地。 くち‐おか・し口可笑し‥ヲカシ 〔形シク〕 物の言いざまがおもしろい。源平盛衰記38「時々は―・しき事なんどをも言ひおきて」 くち‐おき口置き】 物のふち・衣服のへりなどに、金銀などの装飾を施すこと。 くち‐お・く口置く】 〔自四〕 ふち飾りをする。宇津保物語楼上下「紫檀の箱のこがねの―・きたるに」 くち‐おし・い口惜しい‥ヲシイ 〔形〕[文]くちを・し(シク) (「朽ち惜し」が語源か。価値あるものが駄目になったり、期待通りの真価が発揮されなかったりするのを残念がる気持。室町時代頃から、「くやし」との混同が始まる) ①残念である。無念である。がっかりである。意に染まない。万葉集13「放ちけむ人し―・し」。源氏物語桐壺「我なくなりぬとて、―・しう思ひくづほるなと」。徒然草「家の内を行ひ治めたる女、いと―・し」 ②見るかげもない状態である。何の取柄もない。言うに足りない。つまらない。大和物語「内のしつらひ見入るれば、昔おぼえて畳などよかりけれど、―・しくなりにけり」。源氏物語帚木「取るかたなく―・しき際」 ③自分のみじめさを思い知らされて情け無い。耐えがたい。平家物語11「いきながらとらはれて大路をわたされ、京鎌倉恥をさらすだに―・しきに」。「あんな相手に負けたりして―・い」 くち‐おそ・し口遅し】 〔形ク〕 口のきき方がおそい。口べたである。 くち‐おそろ・し口恐ろし】 〔形シク〕 口に出すのも恐ろしい。 くち‐おも口重】 ①ことばが軽くすっと出ないこと。 ②軽々しくものを言わないこと。「―な性格」↔くちがる くち‐おも・い口重い】 〔形〕[文]くちおも・し(ク) ①ことばがなめらかには出ない。言い出しにくい。源氏物語手習「明かし給はんことはなほ―・きここちして」 ②軽々しくものを言わない。徒然草「よくわきまへたる道には必ず―・く」

広辞苑 ページ 5652 での○口裏を合わせる単語。