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○口より出せば世間くちよりだせばせけん🔗🔉

○口より出せば世間くちよりだせばせけん 1度口に出せば世間一般に知れ渡る。 ⇒くち【口】 くち‐りこう口利口】 口先のうまいこと。また、その人。口巧者くちごうしゃ。浄瑠璃、生玉心中「この期に成ても―後を見せぬはつはものなり」 く・ちる朽ちる】 〔自上一〕[文]く・つ(上二) ①物体が腐って形を失う。腐れこわれる。こわれ損じる。万葉集11「独り寝と薦こも―・ちめやも綾席あやむしろ緒になるまでに君をし待たむ」。源氏物語賢木「御歯の少し―・ちて口の内黒みて笑み給へる」。日葡辞書「キガクツル」「カタナガクチタ」。「半ば―・ちかかった橋」 ②すたれる。駄目になる。源氏物語末摘花「人の程の心苦しきに名の―・ちなむはさすがなり」 ③消滅する。なくなる。あきみち「その時たがひの恨みは―・ちにけり」。「異郷に―・ちる」 ぐち・る愚痴る】 〔自五〕 (「愚痴」を動詞化した語)ぐちをこぼす。不平を言う。「―・ってばかりいる」 くち‐ろん口論⇒こうろん くち‐わ口輪(→)くつわに同じ。 くち‐わき口脇】 ①口の左右のあたり。口のはた。枕草子28「身ぶるひをし、頭振り、―をさへ引き垂れて」 ②馬の口のさけめ。くつわがかり。 ⇒口脇黄ばむ ⇒口脇白し

広辞苑 ページ 5675 での○口より出せば世間単語。