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○履新しといえども首に加えずくつあたらしといえどもこうべにくわえず🔗🔉

○履新しといえども首に加えずくつあたらしといえどもこうべにくわえず [賈誼、治安策]上下・貴賤の区別を乱してはならぬというたとえ。 ⇒くつ【靴・沓・履】 くつ‐いし沓石】 礎石の上にあって、柱または縁の束柱つかばしらを受けるのに用いる石。柱石。 く‐つう苦痛】 精神や肉体が感ずる苦しみや痛み。宇治拾遺物語13「―して、遂に死に侍り」。「―を訴える」 ぐ‐つう弘通⇒ぐずう くつ‐うた口歌・口号】 書きつけず、感懐をそのまま口に出して詠ずる歌。くちずさみの歌。 くつ‐おと靴音】 靴をはいて歩く足音。 くつ‐がえ・す覆すクツガヘス 〔他五〕 ①ひっくりかえす。裏返す。南海寄帰内法伝平安後期点「瓮ほときの中うちに覆クツガヘシ写し」 ②国家や政権などを倒す。ほろぼす。 ③今までの事を否定して根本から変える。「定説を―・す」 くつ‐がえ・る覆るクツガヘル 〔自五〕 ①ひっくりかえる。うらがえる。倒れる。三蔵法師伝永久点「船輙すなわち渡るときに覆クツガヘリ没しぬ」 ②国家や政権などが倒される。ほろびる。 ③今までの事が否定され根本から変わる。 ④動詞に添えてその意を強める語。大和物語「監げんの命婦めで―・りて求めてやりけり」 くつ‐がた沓形】 (沓を立てた形に似ているからいう)(→)鴟尾しびに同じ。 くつ‐がた靴型】 靴を作る時などに用いる木型。 くつがた‐の‐もち口形の餅】 (食いかけて口の形を残しておくからという)矢開きの祝いの餅。 くつ‐かぶり沓冠】 ①和歌や俳諧の折句おりくの一つ。ある語句を各句の初めと終りとに1音ずつよみ込むもの。栄華物語にある「あふ坂はては往き来せきもゐたづねてとひきなば帰さ」(「あはせたきものすこし」を配る)の類。くつこうぶり。 ②雑俳の一つ。与えられた7文字に、上5字と下5字とを付けて17字の1句とするもの。帯付おびづけくつ‐かむり沓冠⇒くつかぶり くっ‐き崛起】 ①山などの高くそびえ立つこと。 ②にわかに起こり立つこと。 くつき朽木】 姓氏の一つ。近江源氏佐々木氏の支族。 ⇒くつき‐まさつな【朽木昌綱】 クッキーcookie; cooky】 ビスケットに類する洋菓子。ビスケットより脂肪分が多いものをいう。 クッキー 撮影:関戸 勇 くつき‐まさつな朽木昌綱】 江戸後期の丹波福知山藩主。蘭学者・古銭家・茶人。号は竜橋・宗非。前野良沢に蘭学を学び、西洋地理書「泰西輿地図説」を編述・刊行。古銭研究書として「新撰銭譜」「泉貨鑑」などがある。(1750〜1802) ⇒くつき【朽木】 くっ‐きょう究竟‥キヤウ (クキョウの促音化) ①物の究極に達したところ。つまるところ。結局。日葡辞書「クッキャウノジャウズ」 ②(「屈強」とも書く)きわめて力の強いこと。堅固。平家物語7「六千余騎こそこもりけれ。もとより―の城郭なり」 ③きわめて都合のよいこと。太平記26「すはや―の事こそありけれ」 ⇒くっきょう‐いち【究竟一】 くっ‐きょう屈強‥キヤウ ①強情で人に屈しないこと。 ②(→)究竟くっきょう2に同じ。「―の若者」 くっきょう‐いち究竟一‥キヤウ‥ ①最もすぐれたもの。随一。 ②最も好都合なこと。浄瑠璃、絵本太功記「忍びゐるこそ―」 ⇒くっ‐きょう【究竟】 くっ‐きょく屈曲】 折れまがること。「海岸線が―しながら続く」 ⇒くっきょく‐こうがくけい【屈曲光学系】 くっきょく‐こうがくけい屈曲光学系‥クワウ‥ プリズムや鏡を使って光路を折り曲げ、小形化を図った光学系。 ⇒くっ‐きょく【屈曲】 くっきり 周囲との境界が明らかで際立っているさま。「アルプスが―と見える」 くつ‐きり沓切】 後半が切れたように見える短い草履ぞうり。尻切れ。あしなか。宇治拾遺物語11「猿の皮のたびに―はきなして」 くっ‐きん屈筋】 四肢を曲げる働きをする骨格筋の総称。例えば、上肢では上腕二頭筋・烏口腕筋・上腕筋の類。↔伸筋 クッキングcooking】 料理。料理法。夏目漱石、明暗「亭主が自分で―を遣るんだから」 ⇒クッキング‐カード ⇒クッキング‐スクール【cooking school】 ⇒クッキング‐ホイル【cooking foil】 ⇒クッキング‐ワイン【cooking wine】 クッキング‐カード (cooking card)料理の写真とその料理法を印刷したカード。料理カード。 ⇒クッキング【cooking】 クッキング‐スクールcooking school】 料理法を教える学校。料理学校。 ⇒クッキング【cooking】 クッキング‐ホイルcooking foil】 調理用のアルミ箔。包み焼や食品の保存などに用いる。アルミホイル。 ⇒クッキング【cooking】 クッキング‐ワインcooking wine】 料理用のワイン。 ⇒クッキング【cooking】 クックcook】 料理人。コック。 クックEdward Coke⇒コーク クックJames Cook】 イギリスの探検家。1768〜79年3回にわたって太平洋方面の探検・調査を行い、特にオーストラリア東岸・ニュー‐ジーランドを探検して、イギリスの太平洋方面進出の基礎をつくった。キャプテン=クック。(1728〜1779) ⇒クック‐さん【クック山】 ⇒クック‐しょとう【クック諸島】 クック‐さんクック山】 (Mount Cook)ニュー‐ジーランド南島の中央部にある同国の最高峰。標高3754メートル。J.クックに因む名。マオリ語名、アオラキ。 ⇒クック【James Cook】 クック‐じこくひょうクック時刻表‥ヘウ イギリスのトーマス‐クック(Thomas Cook & Son)社が発行する鉄道時刻表。ヨーロッパ大陸時刻表と海外時刻表(全世界)とがあり、前者には日本語版もある。 クック‐しょとうクック諸島‥タウ (Cook Islands)フィジー諸島の東、南東太平洋上に点在する15個の小火山島および珊瑚礁島群。主島ラロトンガ。J.クックが第2次航海中に到達。住民はポリネシア人。1901年ニュー‐ジーランド領、65年以降はニュー‐ジーランドとの自由連合による自治領。 ⇒クック【James Cook】 くっ‐くっ 呼吸がつまって、こみあげるように笑うさま。 くつ‐くつ ①おかしくてたまらず、ひそかに笑うさま。 ②笑わせようとくすぐるさま。狂言、子盗人「ちよつと笑はしましよ。やあ、―」 ③たんや咳せきなどがのどにつまって鳴る音。宇治拾遺物語10「のどを―とくつめくやうに鳴らせば」 ④物が煮える時の音。「こぶを―煮る」 ぐつ‐ぐつ ①物が煮え立つ音。また、そのさま。「―と煮える」 ②のどの鳴る音。滑稽本、妙竹林話七偏人「―と咽喉のみなつて」 ③むずかったり不平を言ったりするさま。歌舞伎、梅雨小袖昔八丈「心細くでもなつたのか―泣いて困りました」 くつくつ‐ぼうし寒蝉・蛁蟟‥ボフ‥ ツクツクボウシの別称。〈倭名類聚鈔19く‐づくろい句繕い‥ヅクロヒ 詩歌などの句を練り、形をととのえること。狂言、萩大名「萩の花に付て、―をなされたを」 くっ‐けい屈継・屈系】 鎧よろいの射向いむけすなわち左側の脇壺わきつぼくつ‐げん屈原】 中国、戦国時代の楚の人。名は平、字は原。官にちなみ三閭大夫さんりょたいふとも呼ぶ。楚の王族に生まれ、王の側近として活躍したが妬まれて失脚、湘江のほとりをさまよい、ついに汨羅べきらに投身したという。巫覡ふげき集団の長であったともいわれる。憂国の情をもって歌う自伝的叙事詩「離騒」をはじめ、楚の歌謡を本とした楚辞文学を集大成した。(前343頃〜前277頃) グッゲンハイム‐びじゅつかんグッゲンハイム美術館‥クワン (Solomon R. Guggenheim Museum)ニューヨークにある美術館。ソロモン=グッゲンハイム(1861〜1949)の収集した20世紀抽象美術を中心に収蔵。 くつ‐こ口籠】 噛みつくのを防ぐため牛馬などの口にはめるかご。鉄または縄の網で作る。〈倭名類聚鈔15くっ‐こう屈行‥カウ 敬礼の一種。腰をかがめて歩くこと。 くつ‐こう靴工】 靴を製造する職人。 くっこう‐せい屈光性‥クワウ‥ 光刺激による屈性。植物の茎や葉は一般に正の屈光性(向日性)、根は負の屈光性(背日性)を示す。光ひかり屈性。 くつ‐こうぶり沓冠‥カウブリ ⇒くつかぶり くつ‐ごみ沓込】 鐙あぶみの足をのせる所。日葡辞書「アブミノクツゴミ」 くっ‐さい掘採】 地中にある鉱物を掘り取ること。 くっ‐さく掘削・掘鑿】 地面や岩盤を掘りうがつこと。 ⇒くっさく‐き【掘削機・掘鑿機】 くっさく‐き掘削機・掘鑿機】 地面・地下坑・河底・海底などを掘削する機械の総称。動力シャベル・バケット掘削機・ブルドーザーなど。 ⇒くっ‐さく【掘削・掘鑿】 くっさめ】 クサメの促音化。 くっ‐し屈指】 多数の中から特に指を折って数え立てられるほど、すぐれていること。指折り。「―の名勝」 くつ‐し沓師・靴師】 靴を作る職人。 くっし‐いた・し屈し甚し】 〔形ク〕 ひどく気持がふさいでいる。元気がない。くしいたし。くんじいたし。源氏物語竹河「わが身はいとど―・く思ひ弱りて」 くっし‐い・る屈し入る】 〔自四〕 心が屈して考え込む。気がめいる。源氏物語竹河「いたう―・りて、ながめ居給へれば」 くつ‐しき靴敷き】 靴の中底に敷くもの。 くつ‐した靴下・沓下】 ①蹴鞠けまりで、沓の足音の称。諸礼筆記「鞠…右の足を蹴方といひ、足の音を―といふ」 ②靴を履く時などに足に直接はく衣料。 ⇒くつした‐どめ【靴下留め】 くつした‐どめ靴下留め】 履いた靴下がずり下がらないように留めるもの。ゴム輪状のもの、腰のベルトから吊り下げるものなどがある。ガーター。 ⇒くつ‐した【靴下・沓下】 くっしゃろ‐こ屈斜路湖】 (くっちゃろ湖とも)北海道東部、釧路地方北部にあるカルデラ湖。湖面標高121メートル。最大深度118メートル。面積79.6平方キロメートル。東方に川湯温泉がある。阿寒国立公園の一部。 屈斜路湖 撮影:新海良夫 くつ‐じゅう屈従】 屈伏して従うこと。「圧政に―する」 くっ‐しょう屈請・崛請‥シヤウ ①神仏を請い招くこと。 ②僧侶などを請い招くこと。 くつ‐じょく屈辱】 屈伏させられて恥辱を受けること。屈伏させられている恥辱。「―を受ける」「―的」 くっしょく‐せい屈触性】 他物体の機械的接触が刺激となっておこる屈性。アサガオ・トケイソウなどの巻ひげが支柱に触れることによって湾曲し、それを取り巻いて成長する類。接触屈性。 ぐっしょり ひどく濡れているさま。びっしょり。「汗で―濡れる」 クッションcushion】 ①洋風の柔らかい座ぶとん。 ②玉突台の内縁。また、玉をそこに当てること。 ③物をささえる弾力のある物。また、衝撃を少なくするもの。「―のきいた座席」「ワン‐―置く」 ④結髪用の芯しんくっ‐しん屈伸】 のびちぢみ。かがむこととのびること。また、かがめることとのばすこと。「ひざを―する」 ⇒くっしん‐かわせそうば‐せい【屈伸為替相場制】 ⇒くっしん‐せい【屈伸性】 ⇒くっしん‐せいげん‐ほう【屈伸制限法】 くっ‐しん掘進】 掘って進むこと。 くっしん‐かわせそうば‐せい屈伸為替相場制‥カハセサウ‥ 外国為替相場に最高と最低の限度を設け、その範囲内での変動を認める制度。固定相場制と変動相場制の利点をあわせ利用しようとするもの。 ⇒くっ‐しん【屈伸】 クッシング‐しょうこうぐんクッシング症候群‥シヤウ‥ (アメリカの脳外科医クッシング(H. W. Cushing1869〜1939)の名に因む)副腎糖質コルチコイドの過剰により生じる病症。躯幹の肥満、満月様顔貌(ムーン‐フェース)、高血圧、多毛、糖尿、皮膚線条、骨粗鬆症などを呈する。副腎腫瘍、異所性ACTH産生腫瘍、ステロイドの長期投与などにより発症。下垂体腫瘍による副腎皮質増生で同様の症状のものをクッシング病という。カッシング病。 くっしん‐せい屈伸性】 ①のびちぢみする性質。 ②〔経〕経済の基礎的条件の変化に応じて価格・利子・賃金・為替相場などが変動する度合。 ⇒くっ‐しん【屈伸】 くっしん‐せいげん‐ほう屈伸制限法‥ハフ 銀行券発行制度の一つ。保証準備発行額を一応は限定するが、必要に応じて一定の条件のもとに限度外の発行をなすことが認められる。 ⇒くっ‐しん【屈伸】 グッズgoods】 (商品・品物の意)小物。雑貨。「カー‐―」「パーティー‐―」 ぐっす‐と 〔副〕 (グストの促音化)そっと。狂言、比丘貞「これまでなりとて方丈は、眠蔵めんぞうに―はいりけり」 くつ‐ずみ靴墨】 靴の革を保護し、光沢を出すために塗るクリーム。 ぐっすり 深く眠っているさま。「―寝込む」 くっ・する屈する】 [文]屈す(サ変) [一]〔自サ変〕 ①かがむ。折れ曲がる。「腰が―・する」 ②相手に劣り負ける。くじける。「失敗に―・せず努力する」 ③服従する。「権力に―・する」 ④心が沈む。気がふさぐ。くす。くんず。源氏物語若紫「いみじう―・し給へば…と慰めわびて乳母も泣きあへり」。日葡辞書「キガクッスル」 [二]〔他サ変〕 ①かがめる。縮める。折り曲げる。〈日葡辞書〉。「腰を―・する」「本邦第一の科学者として誰もが彼に指を―・する」 ②くじく。押さえつける。従わせる。「戦わずして敵を―・する」 くつ‐ずれ靴擦れ】 足のかかとなどに、靴ですれて生じた傷。「―ができる」 くっ‐せい屈性】 (tropism)生物(主に植物)のある器官が、外部の刺激源の方向に対して一定の方向に曲がる現象。成長運動によるもので、刺激源の方に向く場合を正の屈性、反対方向に向く場合を負の屈性と呼ぶ。刺激の種類により、屈地性・屈光性・屈触性・屈化性(化学屈性)などに分けられる。向性。→傾性→走性 くっ‐せつ屈折】 ①折れ曲がること。 ②比喩的に、感情などが素直に表現されないさま。「―した感情」 ③〔理〕(refraction)光や音などが、一つの媒質から他の媒質に入るとき、境界面でその進行方向が変わること。 ④〔言〕(inflection)文法範疇(名詞の性・数・格、動詞の時制・法など)を表すために語が形を変えること。また、その形。活用。名詞・形容詞の屈折のことを特に曲用と呼ぶ。 ⇒くっせつ‐かく【屈折角】 ⇒くっせつ‐けい【屈折計】 ⇒くっせつ‐ご【屈折語】 ⇒くっせつ‐ごび【屈折語尾】 ⇒くっせつ‐の‐ほうそく【屈折の法則】 ⇒くっせつ‐ぼうえんきょう【屈折望遠鏡】 ⇒くっせつ‐りつ【屈折率】 くっせつ‐かく屈折角】 光や音などが異なる媒質の境界面で屈折する際、屈折波の方向が境界面の法線となす角。 ⇒くっ‐せつ【屈折】 くっせつ‐けい屈折計】 光に対する物質の屈折率を測定する器械。 ⇒くっ‐せつ【屈折】 くっせつ‐ご屈折語】 (inflectional language)言語の形態的類型の一つ。屈折4を持つ言語。インド‐ヨーロッパ語族やアフロ‐アジア語族の言語の多くは元来これに属するが、今日では屈折の程度は一様ではない。→膠着こうちゃく→孤立語⇒くっ‐せつ【屈折】 くっせつ‐ごび屈折語尾】 〔言〕屈折する際に変化する語末の部分。屈折接辞。 ⇒くっ‐せつ【屈折】 くっせつ‐の‐ほうそく屈折の法則‥ハフ‥ 光や音などの波動が異なる媒質の境界面に入射し屈折するとき、入射角の正弦と屈折角の正弦との比が一定であるという法則。スネルの法則。 屈折の法則 ⇒くっ‐せつ【屈折】 くっせつ‐ぼうえんきょう屈折望遠鏡‥バウヱンキヤウ レンズを組み合わせて、その屈折作用を利用して拡大する望遠鏡。→反射望遠鏡⇒くっ‐せつ【屈折】 くっせつ‐りつ屈折率】 真空中の光の速度と媒質中の光の速度との比。→スネルの法則 ⇒くっ‐せつ【屈折】 クッソkousso; koso・苦蘇】 バラ科の高木。エチオピアの原産。高さ約6メートル。葉は羽状複葉。淡紅色の小花を密生。クッソー。コソ。 クッソ ⇒クッソ‐か【苦蘇花】 くっ‐そう屈宋】 中国、戦国時代の楚の詩人屈原と宋玉の併称。 くっ‐そう屈葬‥サウ 死者の手足を折り曲げて埋葬すること。↔伸展葬 クッソ‐か苦蘇花‥クワ クッソの雌花を乾燥したもので、条虫駆除薬。コソ花。 ⇒クッソ【kousso; koso・苦蘇】 くっそく‐るい掘足類】 軟体動物の一綱。ツノガイ綱。海産の貝類で、貝殻は動物の角に似て弓状に反り、角貝つのがい類とも呼ばれる。長さ1〜5センチメートル。海底の砂中に生息し、有孔虫などを捕食する。日本に約50種。貝殻は貝細工や装飾に用いる。ほりあしるい。 くつ‐ぞこ靴底】 ①靴の底。履いたとき足裏がふれる部分(内底)、あるいは直接地面に当たる部分(外底)をいう。 ②〔動〕ウシノシタの別称。 くっ‐たく屈託】 ①一つの事ばかり気にかかって心配すること。くよくよすること。「若い人は―がない」 ②退屈や疲労などで精気を失っていること。「―した顔つき」 くつ‐たび靴足袋】 足袋のようにつま先が二つに割れた靴下。嵯峨の屋お室、くされたまご「ごむ靴に朱糸あかいとの―、短き小倉の袴はかまを穿き」 グッタ‐ペルカgutta-percha マレー】 グッタペルカの樹の樹皮または小枝葉を傷つけて採取した乳液を乾燥したもの。主成分はイソプレンの重合体。ゴム質で灰色または褐色、加熱すれば軟らかくなる。電気の不導体で、耐酸容器・歯科手術用やカメラの外張りなど種々の用途がある。ガッタパーチャ。 ⇒グッタペルカ‐の‐き【グッタペルカの樹】 グッタペルカ‐の‐きグッタペルカの樹】 アカテツ科の熱帯常緑高木。マレー・ジャワに産する。高さ約10メートル。葉は倒卵形、裏面に黄金色の毛を密生。花は白色小形、液果を結ぶ。 ⇒グッタ‐ペルカ【gutta-percha マレー】 くったら‐こ倶多楽湖】 北海道南西部、登別市の北東方にある円形のカルデラ湖。面積4.7平方キロメートル。湖面標高258メートル。最大深度148メートル。河川の流出入はない。 ぐったり 体力や気力が失われて倒れそうなさま。また、植物が生気を失っているさま。「熱が出て―する」 くつち ①いびき。類聚名義抄「鼾、イビキ・クツチ」 ②癲癇てんかんの古称。日葡辞書「クツチヲカク」 くっち‐せい屈地性】 重力刺激による屈性。植物の芽ばえを水平に保っておくと、根の先端は下方に、茎の上部は上方に向かって屈曲する。前者は正の屈地性(向地性)、後者は負の屈地性(背地性)。重力屈性。 くっ‐ちゃべ・る 〔自五〕 とめどなくしゃべることを言う俗語。「いつまでも―・っているな」 クッチャロ‐こクッチャロ湖】 ①北海道北部、宗谷地方浜頓別はまとんべつ町にある汽水湖。コハクチョウの飛来で有名。浜頓別湖。 ②⇒くっしゃろこ(屈斜路湖) くっちゃん倶知安】 北海道南西部、後志しりべし地方の中央の町。ジャガイモ生産とスキー‐リゾートで有名。後志支庁の所在地。 クッツェーJohn Maxwell Coetzee】 南アフリカ共和国の小説家。西欧の植民地主義による負の歴史の意味を追求。小説「ダスクランド」「マイケルKの生涯と時代」など。ノーベル賞。(1940〜) くっ‐つ・く 〔自五〕 ①ぴったりとつく。接着する。 ②つき従う。属する。「強い方に―・く」 ③男女が親しくなり、夫婦となる。 くつ‐づけ沓付】 雑俳の一種。与えられた5文字を下に置き、上5字・中7字をつけて一句立とするもの。 くっ‐つ・ける 〔他下一〕 ①くっつくようにする。くっつかせる。 ②従わせる。味方とする。 ③男女を親しくさせて夫婦とする。 くつ‐て沓手・沓直】 沓を買う代金。沓代。寛平后宮歌合「郭公鳴きつる夏の山辺には―いださぬ人や住むらむ」 ⇒くつて‐どり【沓手鳥・沓直鳥】

広辞苑 ページ 5678 での○履新しといえども首に加えず単語。