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くに‐もち【国持】🔗🔉

くに‐もち国持】 室町・江戸時代、一国以上を領有すること。また、その大名。のちには一種の家格となって、一国を領有しなくても四品しほんに叙せられて、これを称する者もあった。江戸時代、前田(加賀・能登・越中)・松平(越前)・島津(薩摩・大隅)・毛利(長門・周防)・伊達(陸奥仙台)・細川(肥後)・池田(因幡・伯耆)・鍋島(肥前佐賀)・黒田(筑前)・浅野(安芸)・池田(備前)・佐竹(出羽秋田)・上杉(出羽米沢)・山内(土佐)・松平(出雲)・藤堂(伊勢津)・有馬(筑後久留米)・蜂須賀(阿波・淡路)を国持十八家、宗(対馬)・南部(盛岡)を加えて国持二十家といった。国持大名。国大名。国取大名。→准国持⇒くにもち‐しゅう【国持衆】 ⇒くにもち‐だいみょう【国持大名】

広辞苑 ページ 5713 での国持単語。