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○螻蛄腹立つれば鶫喜ぶけらはらたつればつぐみよろこぶ🔗🔉

○螻蛄腹立つれば鶫喜ぶけらはらたつればつぐみよろこぶ (鶫を招き寄せるために、螻蛄を餌としてつないでおくことから)両者利害を異にすることのたとえ。 ⇒けら【螻蛄・螻】 けらま‐じか慶良間鹿】 シカの一亜種。小形で角が短く、夏毛に白斑がない。沖縄の慶良間諸島にすむ。移入されたニホンジカの子孫という。天然記念物。 けらま‐れっとう慶良間列島‥タウ 沖縄本島西方の列島。渡嘉敷とかしき島・座間味ざまみ島などから成る。太平洋戦争末期の激戦地。慶良間諸島。 ケララKerala⇒ケーララ けり (東北地方北部で)靴。 けり】 チドリ目チドリ科の鳥。名は鳴き声から。大きさはハトぐらいで肢が長い。背面は淡褐色、腹面は白色、胸と腹の境、翼の手羽などは黒い。脚は黄色。主として本州中部から北部の草原にすみ、冬は南方に渡る。ヤマゲリ。計里。水札。〈[季]夏〉 けり ケリ 提供:OPO ケリの擬傷 提供:OPO →鳴声 提供:NHKサービスセンター け・り来り】 〔自ラ変〕 (「来」の連用形キにアリの付いたキアリの約)来ている。来た。万葉集3「雪消の道をなづみ―・るかも」 け・り服り・着り】 〔他ラ変〕 (上一段活用の着ルの連用形キにアリの付いたキアリの約)着ている。万葉集6「吾がせこが―・る衣きぬ薄し」 けり [一]〔助動〕 (活用はラ変型。[活用](けら)/○/けり/ける/けれ/○)過去の助動詞キとアリとが結合したものとする説、動詞キ(来)とアリとが結合したものとする説などがある。活用語の連用形に付く。ある事実を基に過去を回想する意を表す。後世には助動詞タの意味を詠嘆的にいう時に用いることが多い。 ①ある事実から、過去にあったことを回想する。前は…だった。…であることから前にあったことが思い出される。古事記「赤玉は緒さへ光れど白玉の君が装よそひし貴くありけり」。万葉集5「梅の花咲きたる園の青柳は鬘かずらにすべく成りにけらずや」。源氏物語桐壺「かかる人も世に出でおはするものなりけり」。源氏物語少女「式部卿の宮明けむ年ぞ五十になり給ひけるを」 ②人から聞いたりして知っていたことを思い起こしていう。万葉集3「田子の浦ゆ打ち出でて見れば真白にそ不尽の高嶺に雪は降りける」。土佐日記「昔土佐といひける所に住みける女、この舟にまじれりけり」 ③過去にあったことを今の話題にのせる時にいう。…た。物語の冒頭に用いるのはこの用法。竹取物語「今は昔、竹取の翁といふ者ありけり」 ④今あることは、前からのことであったと思う。…ているのは前からだった。前から…ていた。源氏物語橋姫「この宇治山に、聖だちたる阿闍梨住みけり」 ⑤時を超越してある事実が存在することを述べる。西大寺本最勝王経平安初期点「諸仏の境は難思なりケリ、世間に与に等しきは無かりケリ、法身は性において常住なりケリ、修行も差別無かリケリ」 [二]〔名〕 (和歌・語り物など、助動詞ケリで終わるものが多いところから)物事の終り。結末。「鳧」の字を当てる。 ⇒けりがつく げ‐り下痢】 液状もしくはそれに近い糞便を排泄はいせつする病症。くだりはら。はらくだり。はらくだし。「―を起こす」「―止め」 げ‐り外吏】 国司・受領ずりょうなどの地方官。外官げかん。後撰和歌集「―にしばしばまかりありきて、殿上おりて侍りける時」 ゲリウスAulus Gellius】 古代ローマの随筆家。2世紀の人。「アッティカの夜」20巻はギリシア・ローマ文学からの引用と逸話に満ちる。

広辞苑 ページ 6274 での○螻蛄腹立つれば鶫喜ぶ単語。