複数辞典一括検索+

あやめ【菖蒲】🔗🔉

あやめ菖蒲】 ①アヤメ科の多年草。やや乾燥した草原に群生。また、観賞用に栽培。根茎は地下を這い、毎年、剣状の細長い葉数枚を直立。5〜6月頃花茎の頂端に紫色または白色の花を開く。外花被片の基部には黄色と紫色の網目があり、虎斑とらふと呼ばれる。ハナアヤメ。〈[季]夏〉 あやめ ②ショウブの古称。伊勢物語「―刈り君は沼にぞまどひける」 ③襲かさねの色目。表は青、裏は紅梅。(桃華蘂葉) ④蛇の異名。蕾つぼみをつけた茎を見立てたもので、平安朝、後冷泉天皇時代に、若い女性の間に流行し、院政期には死語化していた。 ⇒あやめ‐あわせ【菖蒲合】 ⇒あやめ‐うら【菖蒲占】 ⇒あやめ‐か【菖蒲科】 ⇒あやめ‐がさね【菖蒲襲】 ⇒あやめ‐かずら【菖蒲鬘】 ⇒あやめ‐がたな【菖蒲刀】 ⇒あやめ‐かぶと【菖蒲兜】 ⇒あやめ‐ぐさ【菖蒲草】 ⇒あやめ‐ごし【菖蒲輿】 ⇒あやめ‐ざけ【菖蒲酒】 ⇒あやめ‐だんご【菖蒲団子】 ⇒あやめ‐の‐かど【菖蒲の門】 ⇒あやめ‐の‐くるま【菖蒲の車】 ⇒あやめ‐の‐くろうど【菖蒲の蔵人】 ⇒あやめ‐の‐さかずき【菖蒲の盃】 ⇒あやめ‐の‐せっく【菖蒲の節句】 ⇒あやめ‐の‐つくえ【菖蒲の案】 ⇒あやめ‐の‐まくら【菖蒲の枕】 ⇒あやめ‐の‐ゆ【菖蒲の湯】 ⇒あやめ‐ぶき【菖蒲葺】

広辞苑 ページ 633 での菖蒲単語。