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こく‐がく【国学】🔗🔉

こく‐がく国学】 ①㋐中国の夏・殷・周の制で、国都もしくは諸侯の居城の地に設けた学校。 ㋑国子学・国子監をいう。 ②律令制で、国ごとに設け、郡司の子弟に主として経学を教授した学校。↔大学。 ③古事記・日本書紀・万葉集などの古典の、主として文献学的研究に基づいて、特に儒教・仏教渡来以前における日本固有の文化および精神を明らかにしようとする学問。近世学術の発達と国家意識の勃興に伴って起こり、荷田春満かだのあずままろ・賀茂真淵・本居宣長・平田篤胤(国学の四大人)とその門流によって確立された。古学。皇学。くにつまなび。↔漢学。 ⇒こくがくいん‐だいがく【国学院大学】 ⇒こくがく‐しゃ【国学者】

広辞苑 ページ 6939 での国学単語。