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アリストテレス【Aristotelēs】🔗🔉

アリストテレスAristotelēs】 古代ギリシアの哲学者。プラトンの弟子であり、またその批判者。プラトンは事物の本質をイデアと名づけ、超越的なものとしたが、アリストテレスはそれを形相(エイドス)と名づけ、存在者に内在するものとした。形相と質料は存在者を構成する不可分の2原理として、前者が現実態、後者が可能態とも呼ばれる。アテネにリュケイオンという学校を開き(その学徒はペリパトス(逍遥)学派と呼ばれる)、その研究は論理・自然・社会・芸術のあらゆる方面に及んだ。「形而上学」「自然学」をはじめ、論理学・倫理学・政治学・詩学・博物学などに関する多数の著作がある。(前384〜前322) ⇒アリストテレス‐しゅぎ【アリストテレス主義】 ⇒アリストテレス‐の‐ちょうちん【アリストテレスの提灯】

広辞苑 ページ 696 でのアリストテレス単語。