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ご‐せち【五節】🔗⭐🔉
ご‐せち【五節】
(遅・速・本・末・中声の五声の節の意)
①古代から朝廷で新嘗会しんじょうえ・大嘗会だいじょうえに行われた少女楽の行事。儀式は毎年11月の中の丑・寅・卯・辰の4日にわたり、丑の日に舞姫参入、その夜は帳台の試こころみ、寅の日に殿上の淵酔えんずい、その夜は御前の試(清涼殿で舞楽を天覧)、卯の日に清涼殿で童女わらわ御覧、辰の日に豊明の節会とよのあかりのせちえが行われ、群臣の前で五節の舞が奏される。
②五節の舞姫。枕草子24「受領の―いだすをりなど」
⇒ごせち‐さだめ【五節定め】
⇒ごせち‐どころ【五節所】
⇒ごせち‐どの【五節殿】
⇒ごせち‐の‐えんずい【五節の淵酔】
⇒ごせち‐の‐つぼね【五節の局】
⇒ごせち‐の‐まい【五節の舞】
⇒ごせち‐の‐まいひめ【五節の舞姫】
⇒ごせち‐の‐まいり【五節の参り】
⇒ごせち‐の‐わらわ【五節の童女】
広辞苑 ページ 7192 での【五節】単語。