こと‐に【
殊に・異に】
〔副〕
①普通と違って。とりわけて。別して。別段に。古今和歌集
秋「山里は秋こそ―わびしけれ」。「今朝は―冷えこみがきびしい」
②その上に。なお。狂言、盗人連歌「さてさて忝ない、―お酌まで」
○事に当たることにあたる
ある事柄にたずさわる。
⇒こと【事】
○異にすることにする
別にする。異なっている。「幽明境を―」「待遇を―」「意見を―」
⇒こと【異・殊】
○事に触れてことにふれて
事あるごとに。何かにつけて。
⇒こと【事】
○事に依るとことによると
事柄の如何によっては。ひょっとすると。「―深刻な事態になるかもしれない」
⇒こと【事】