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○木の芽張るこのめはる🔗🔉

○木の芽張るこのめはる 木の芽がふくらむ。「春」の序詞のように用いる。後撰和歌集「―春の山田をうちかへし」 ⇒こ‐の‐め【木の芽】 この‐も此の面】 こなた。こちらがわ。 ⇒このも‐かのも【此の面彼の面】 このも‐かのも此の面彼の面】 こちら側とあちら側。こなたかなた。あちこち。古今和歌集東歌「つくばねの―に蔭はあれど」 ⇒この‐も【此の面】 このもし・い好もしい】 〔形〕[文]このも・し(シク) (→)「このましい」に同じ。 このもし‐が・る好もしがる】 〔自四〕 このましく思う。ほしがる。竹取物語「うべ、かぐや姫の―・り給ふにこそありけれ」 こ‐の‐もと木の下】 きのした。万葉集11「―に時と寄りこねわが思ふ人」 ⇒このもと‐まつり【木の下祭】 このもと‐まつり木の下祭】 伊勢神宮の新造営のため、正殿の心しんの柱の材を山から伐り出す時、その木の下で行われる祭。 ⇒こ‐の‐もと【木の下】 この‐ゆえ‐に此の故に‥ユヱ‥ この理由によって。 この‐よ此の世】 ①生きている世。今の世。現世。こんじょう。万葉集4「―には人言繁し来む世にもあはむわが背子」。「―では結ばれぬ二人」 ②今の代。当代。源氏物語紅葉賀「―に名を得たる舞の師の男ども」 ③人の住んでいる世の中。世間一般。枕草子40「あすはひの木。―近くも見え聞えず」 ⇒このよ‐ならず【此の世ならず】 ⇒このよ‐の‐かぎり【此の世の限り】 ⇒このよ‐の‐ほか【此の世の外】 この‐よう此の様‥ヤウ こういうふう。このとおり。かかるさま。 このよ‐ならず此の世ならず】 ほとんど死ぬほどに。古今著聞集5「―わづらひけり」 ⇒この‐よ【此の世】 このよ‐の‐かぎり此の世の限り】 一生のおわり。この世の見おさめ。万葉集紫千紅「ふかみ草の花見しを、―として」 ⇒この‐よ【此の世】 このよ‐の‐ほか此の世の外】 あのよ。後の世。来世。後拾遺和歌集「あらざらむ―の思出に」 ⇒この‐よ【此の世】 この‐よ‐ら此の夜ら】 (ラは接尾語)こんや。今宵。万葉集10「―はさ夜ふけぬらし」 このり兄鷂】 ハイタカの雄。〈倭名類聚鈔18こ‐の‐わた海鼠腸】 ナマコの腸はらわた、あるいはその塩辛しおから。寒中に製したものがよいとされる。〈[季]冬〉 このん‐で好んで】 特に気に入って。自ら進んで。性に合うのでしばしば。「―したわけではない」「―山歩きをする」 こ‐は此は・是は】 物事をこれと指定して驚嘆する時に発する声。これは。これはまあ。源氏物語帚木「―いかなることぞ」 ⇒此は如何に ⇒此はそも こ‐ば小場・小庭】 ①狭い場所。こにわ。 ②物事が内々で行われる場所。 ③細かくてゆったりとしないさま。役者大鑑「振出し嵐流よりは―に見えて大やうならず」 ↔大場おおば こ‐ば木羽・木端】 ①材木のきりはし。こっぱ。 ②(→)杮板こけらいたに同じ。「―葺」 こ‐ば木場】 ①山で伐った木を集めて置く山間の狭小な平地。仕事場・休み場などにも利用。馬場まば。馬止まどめ。 ②山間の農作地。焼畑をもいう。 こ‐ば胡馬】 中国の北方の胡地に産した馬。 ⇒胡馬北風に依る ご‐は五派⇒ごけ(五家)1・2 ご‐は五覇】 春秋時代の5人の覇者。 ①[孟子告子下]斉の桓公、晋の文公、秦の穆公ぼくこう、宋の襄公じょうこう、楚の荘王の総称。 ②[荀子王覇]斉の桓公、晋の文公、楚の荘王、呉王闔閭こうりょ、越王勾践の総称。 ご‐は呉派】 〔美〕「浙派せっぱ呉派」参照。 ご‐は語派】 〔言〕(branch of languages)語族の下位分類。同一語族の中で同じ時期に分化したか、または共通性・関連性の強いとみられる諸言語の総称。インド‐ヨーロッパ語族中のゲルマン語派・イタリック語派、アルタイ語族中のチュルク語派など。下位分類として語群がある。 ご‐ば五馬】 四頭立ての馬車(駟馬)に驂そえうまを加えたもの。中国の漢代、太守にこれが許されたので、太守の異称。 ご‐ば後場】 取引所で、立会たちあいが午前・午後と1日2回行われる場合、午後の立会。↔前場ぜんば こ‐はい粉灰‥ハヒ ①こなごなに砕けること。粉微塵こなみじん。曾我物語11「大敵を―に打ち砕く」 ②したたかにたしなめること。こっぱい。日葡辞書「コハイニヒトヲシカル」 こ‐ばい故買】 盗んだ品物であることを知っていて、それを買うこと。窩主買けいずかいご‐はい向拝・御拝】 社殿や仏堂の正面階段の上に張り出した廂ひさしの部分。参詣者の礼拝する所。背面にあるものは後拝という。階隠はしがくし。こうはい。 ⇒ごはい‐ばしら【向拝柱】 ご‐はい後拝】 社殿や仏堂の前後に向拝ごはいがある時、その背後の方のもの。↔前拝 ご‐はい誤配】 郵便物などを、あやまって宛名と異なる所に配ること。 こばいえん古梅園‥ヱン 製墨の老舗しにせの名。本家は奈良の松井氏。江戸にも支店があった。

広辞苑 ページ 7363 での○木の芽張る単語。