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さざえ【栄螺・拳螺】🔗🔉

さざえ栄螺・拳螺】 リュウテンサザエ科の巻貝。貝殻は厚く拳こぶし状、多くは棘とげ状の突起があるが、内海産でそれを欠くものもある。殻高約8センチメートル。外面は暗緑褐色、内面は平滑で真珠光沢がある。殻口は円く大きく、蓋ふたは石灰質で硬く渦巻状。肉は壺焼などにし、貝殻は貝ボタンをつくる。日本近海に多く、海藻を食う。水産業上の重要種。〈[季]春〉。出雲風土記「気多嶋…鮑あわび・―・蕀甲蠃うにあり」 さざえ ⇒さざえ‐どう【栄螺堂】 ⇒さざえ‐の‐つぼやき【栄螺の壺焼】 ⇒さざえ‐ばしご【栄螺梯子】 ⇒さざえ‐わり【栄螺割】

広辞苑 ページ 7893 での栄螺単語。