複数辞典一括検索+

さし‐あ・てる【差し当てる】🔗🔉

さし‐あ・てる差し当てる】 〔他下一〕[文]さしあ・つ(下二) ①直接にあてる。じかにあてがう。源氏物語夕顔「壁の中のきりぎりすだに、間遠に聞きならひ給へる御耳に、―・てたるやうに鳴き乱るるを」 ②命じて、その事に当たらせる。源氏物語浮舟「宿直とのいに―・てなどしつつ」 ③めざしてそれときめる。今昔物語集17「弓を取りて矢を番つがひて強く引きて持経者の腹に―・てて射るに」

広辞苑 ページ 7914 での差し当てる単語。