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あん‐ず【杏子・杏】🔗🔉

あん‐ず杏子・杏】 (唐音)バラ科サクラ属の落葉高木。中国の原産。果樹として広く世界で栽培、日本では東北地方・長野県で栽培。幹の高さ約3メートル。葉は卵円形で鋸歯がある。早春、白色または淡紅色の花を開く。果実は梅に似て大きく、初夏に実り、果肉は砂糖漬・ジャムなどにする。種子は生薬の杏仁きょうにんで、咳どめ薬の原料。カラモモ。アプリコット。〈[季]夏〉。「杏子の花」は〈[季]春〉。〈下学集〉 ⇒あんず‐あめ【杏飴】 ⇒あんず‐うめ【杏子梅】 ⇒あんず‐たけ【杏茸】

広辞苑 ページ 793 での杏子単語。