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さんじ‐きょう【三時教】‥ケウ🔗🔉

さんじ‐きょう三時教‥ケウ 〔仏〕法相宗で、釈尊一代の説法を三期に分けた称。第一時には、人我の空無と諸法の実有とを説く、これを有教または阿含時あごんじという。第二時には、一切諸法皆空の理を説く、これを空教または般若はんにゃ時という。第三時には、非空非有の中道、すなわち心内の法は空にあらず、心外の法は有にあらずと説く、これを中道教または深密華厳時という。 ⇒さん‐じ【三時】

広辞苑 ページ 8211 での三時教単語。