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○算無しさんなし🔗🔉

○算無しさんなし 計算しきれない。極めて多い。 ⇒さん【算】 ざん‐な・し慙なし】 〔形ク〕 ①無慙である。むごい。浄瑠璃、傾城島原蛙合戦「おお―・い仏様や」 ②見苦しい。だらしない。浮世草子、好色産毛「見せぬ所をわざくれと―・いなりにぞ見えにける」 さん‐なん三難】 ①三種の難儀。 ②〔仏〕三悪道さんあくどうの苦難。 さん‐に散位‥ヰ (サンイの連声)律令制で、位階だけあって官職についていない者。蔭位おんいにより官位があって、役職のない者、または職を辞した者などの称。散官。散事。続日本紀天平3年3月22日「―従四位下日下部宿祢老卒」。今昔物語集25「―橘遠保と云ふ者」 ⇒さんに‐りょう【散位寮】 さん‐にち散日】 〔仏〕法会ほうえの結願けちがんの日。満散。 さん‐にゅう参入‥ニフ ①高貴の所にまいること。入って行くこと。参上。 ②加わること。参加すること。「他の業界に―する」 ⇒さんにゅう‐おんじょう【参入音声】 さん‐にゅう算入‥ニフ 計算に加えること。数に入れること。「予算に―する」 ざん‐にゅう竄入‥ニフ ①にげこむこと。 ②誤って入りまじること。まぎれこむこと。 さんにゅう‐いんりょう酸乳飲料‥レウ (→)乳酸菌飲料に同じ。 さんにゅう‐おんじょう参入音声‥ニフ‥ジヤウ (→)「まいりおんじょう」に同じ。長秋詠藻「辰日―、鏡山」 ⇒さん‐にゅう【参入】 さん‐にょう算用‥ヨウ サンヨウの連声。 ざん‐にょう残尿‥ネウ 排尿後もまだ膀胱ぼうこう内に尿が残ること。また、その尿。「―感」 さん‐にょらい三如来】 三国伝来の三体の如来像。長野善光寺の阿弥陀如来、京都嵯峨清涼寺の釈迦如来、京都因幡堂の薬師如来。 さんに‐りょう散位寮‥ヰレウ 律令制で、式部省に属し、散位の文武官を総管する役所。 ⇒さん‐に【散位】 さん‐にん三人】 人の数が3であること。 ⇒さんにん‐かんじょ【三人官女】 ⇒さんにん‐ぐみ【三人組】 ⇒さんにん‐ごし【三人輿】 ⇒さんにん‐じょうご【三人上戸】 ⇒さんにん‐づかい【三人遣い】 ⇒さんにん‐ばり【三人張】 ⇒三人旅の一人乞食 ⇒三人虎を成す ⇒三人寄れば公界 ⇒三人寄れば文殊の知恵 ざん‐にん残忍】 するに忍びない無慈悲な行いを平気ですること。慈悲心の少しもないこと。「―な性質」 さんにんかたわ三人片輪】 (サンニンガタワとも) ①狂言。座頭などを装った3人の者が富豪に召し抱えられ、その留守中酒倉をあけて大いに飲み、歌い舞う。主人が帰り3人はあわてて、各自の役を取り違える。 ②歌舞伎脚本。河竹黙阿弥作の世話物「繰返開化婦見月くりかえすかいかのふみづき」の通称。 ③舞踊劇。常磐津・長唄。竹柴其水作。1の劇化。 さんにん‐かんじょ三人官女‥クワンヂヨひな人形で、官女の姿をした三つ一組の人形。 ⇒さん‐にん【三人】 さんにんきちさ三人吉三】 歌舞伎脚本「三人吉三廓初買くるわのはつがい」の通称。8幕。河竹黙阿弥作の世話物。1860年(安政7)初演。お坊吉三・和尚吉三・お嬢吉三の3人の間に、百両の金と庚申丸の短刀とをめぐって起こる事件を脚色。 →文献資料[三人吉三廓初買] さんにん‐ぐみ三人組】 三人が一組になること。トリオ。「お笑い―」 ⇒さん‐にん【三人】 さんにん‐ごし三人輿】 三人で舁く輿。 ⇒さん‐にん【三人】 さんにんしまい三人姉妹】 チェーホフ作の戯曲。1901年モスクワ芸術座初演。地方都市に住む故旅団長の娘3人を中心に、変わらない現状と変化への憧れを静かに訴える。 さん‐にんしょう三人称】 話し手・聞き手以外の第三者を指示する人称。「かれ」「それ」の類。他称。 さんにん‐じょうご三人上戸‥ジヤウ‥ 怒り上戸と泣き上戸と笑い上戸。 ⇒さん‐にん【三人】

広辞苑 ページ 8284 での○算無し単語。