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さん‐やく【三役】🔗🔉

さん‐やく三役】 ①三つの主要な役。また、その役にある人。 ㋐相撲で、大関・関脇・小結の称。 ㋑茶道で、亭主・上客・詰の称。 ㋒能楽で、シテ方に対して、ワキ方・狂言方・囃子方はやしかたの称。 ㋓会社・政党・労働組合などの幹部の、三つの重要な役。 ②江戸時代、幕府直轄地の三つの特別の付加税。すなわち伝馬てんま宿入用・六尺給米・蔵前入用。伝馬宿入用は諸宿駅の問屋本陣の給米や諸費用に、六尺給米は江戸城内の雑役に従う人夫(六尺)への支給米に、蔵前入用は浅草の幕府米蔵の諸費用にあてたもの。高掛たかがかり三役。

広辞苑 ページ 8327 での三役単語。