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○異域の鬼となるいいきのきとなる🔗🔉

○異域の鬼となるいいきのきとなる [李陵、蘇武に答うる書](「鬼」は霊魂)異国にとどまる霊魂となる。外国で死ぬことをいう。「異郷の鬼となる」とも。 ⇒い‐いき【異域】 いい‐きみ好い気味】 (訛って「いいきび」とも)胸のすくさま。多く、他人の不幸や失敗をあざけっていう。「失敗して―だ」 イー‐キューEQ】 ①(educational quotient)標準化された学力検査の結果、得られた教育年齢を暦年齢で割り、これに100を掛けたもの。年齢に比べて学習の進度を示すために用いる教育指数。 ②(emotional intelligence quotient)情動の知能指数。アメリカの心理学者P.サロヴェイとJ.メイヤーが理論化。情動を理解・制御する能力を示すもの。 いい‐きり言い切りイヒ‥ 言い切ること。特に、文を完結したかたちで終えること。 いい‐ぎり飯桐・椅イヒ‥ イイギリ科の落葉高木。暖地の山林に自生。高さ約10メートル。樹皮は白褐色で褐色の斑点がある。葉は心臓形で長柄、飯を包んだという。雌雄異株。5月頃大きな穂状の花序をつけ、雄花は緑色、雌花は淡紫色。実は南天に似て赤く、落葉後も赤実の果穂が枝に下る。材で器具を造る。ナンテンギリ。 いいぎり イイギリ(実) 撮影:関戸 勇 いい‐き・る言い切るイヒ‥ 〔他五〕 ①言い終える。「一息で―・る」 ②断言する。「必ずやると―・る」 ③口約束を守る。狂言、泣尼「せんどかたらうておいてくれまいか。わばうず、―・れ―・れ」 いい‐くく・む言ひ含むイヒ‥ 〔他下二〕 言いふくめる。能因本枕草子職の御曹司におはします頃「きたなげならむはかき捨ててなど、―・めてやりたれば」 いい‐ぐさ言い種・言い草イヒ‥ ①言うべきことがら。話の種。また、口に出すことば。言いかた。「―が気にくわない」 ②言い抜ける口実。傾城禁短気「手をよくはづす―に前方から遠過ぎゆかれしおやぢを内にまざまざ居らるるやうに言ひなし」。「そんな―は通用しない」 ③言いがかり。苦情。こごと。もんく。人情本、春色辰巳園「おめへに―を言つてやりこめられに来はしねへぜ」 ④口癖に言うこと。「彼の―ではないが、東京は物価が高い」 いい‐くさ・す言い腐すイヒ‥ 〔他五〕 わるく言う。けちをつける。けなす。 いい‐くず・す言ひ崩すイヒクヅス 〔他四〕 言葉で打ちのめす。論破する。日葡辞書「ヒトノシンシャウ(身上)ヲイイクヅス」「ヒトノダウリヲイイクヅス」 いい‐くた・す言ひ朽すイヒ‥ 〔他四〕 (→)「いいくさす」に同じ。源氏物語少女「紅葉を―・さむは立田姫の思はむこともあるを」 いい‐くだ・す言ひ下すイヒ‥ 〔他四〕 ①自分より身分の低い人の所へ言い送る。〈日葡辞書〉 ②すらすらと言う。 いい‐くら・す言い暮らすイヒ‥ 〔他五〕 その事ばかり言って日を暮らす。 イーグルeagle】 ①鷲わし。 ②ゴルフで、パー(基準打数)より二つ少ない打数でホール‐アウトすること。 イーグルトンTerry Eagleton】 イギリスの批評家。マンチェスター大学教授。フランスの現代思想の影響を受け、左翼的な立場から評論を行う。著「文学とは何か」「美のイデオロギー」など。(1943〜) いい‐くる・める言い包めるイヒ‥ 〔他下一〕 言葉たくみに言ってごまかす。口先でまるめこむ。「黒を白と―・める」「―・められて賛成に回る」 いい‐くろ・む言ひ包むイヒ‥ 〔他下二〕 言いくるめる。根無草後編「詞をかざり鷺を烏―・めんと」 いい‐くん・ず言ひ屈ずイヒ‥ 〔他サ変〕 (イヒクッスの音便)言って力を落とす。言いつつ思いに沈む。枕草子87「夜のほどに消えぬらん事と―・ずれば」 いい‐け飯笥イヒ‥ 飯を盛る器うつわいい‐けが・す言ひ汚すイヒ‥ 〔他四〕 人を中傷する。〈日葡辞書〉 いい‐け・す言い消すイヒ‥ 〔他五〕 ①言いかけてやめる。また、前言を打ち消す。 ②人の話を打ち消す。否定する。 ③けなす。非難する。 いい‐け・つ言ひ消つイヒ‥ 〔他四〕 ①言いかけてやめる。源氏物語椎本「末は―・ちて、いといみじく忍びがたきけはひにて入り給ひぬなり」 ②人の話を打ち消す。否定する。源氏物語松風「わざとはなくて、―・つさま、みやびかによしと聞き給ふ」 ③けなす。非難する。徒然草「をこにも見え、人にも―・たれ、わざはひをも招くは、ただこの慢心なり」 いい‐けらく言ひけらくイヒ‥ (言ヒケリのク語法)言ったことには。 いい‐こ好い児】 よい子供。子供をほめたり、なだめすかしたりする語。 ⇒好い児になる いい‐こうい以夷攻夷】 [王安石「兵法に所謂いわゆる夷を以て夷を攻むるなり」]「夷を以て夷を制す」に同じ。→夷(成句) いい‐こしら・う言ひ拵ふイヒコシラフ 〔他下二〕 とりつくろって言う。なだめ言う。源氏物語若菜下「はてはては腹だつをよろづに―・へて」 いい‐こと好い事】 ①よいこと。特に、男女間の色事についていう。 ②よい口実。「交通ストを―にして休む」 いい‐ごと言い事イヒ‥ ①言う事柄。言いぐさ。言いぶん。宇津保物語初秋「何を賭物にかせん…―を賭けん」 ②口論。口げんか。西鶴織留3「わが非分とはわきまへながら、―の種をこしらへ」 いい‐こな・す言いこなすイヒ‥ 〔他五〕 ①上手に言いまわす。論破する。色道大鏡「さきの理をくつがへしてこなたの正理に―・しおほせて」 ②悪く言う。私可多咄「いづれも気に入らぬ風情にてほめず―・しければ」

広辞苑 ページ 847 での○異域の鬼となる単語。