複数辞典一括検索+![]()
![]()
した・う【慕う】シタフ🔗⭐🔉
した・う【慕う】シタフ
〔他五〕
①(恋しく思い、また離れがたく思って)あとを追って行く。万葉集5「しらぬひ筑紫の国に泣く子なす―・ひ来まして」。平家物語6「二人の后名残りを惜しみ奉り、湘浦しようほといふ所まで―・ひつつ泣き悲しみ給ひしに」。「母親のあとを―・う」「明りを―・って虫が集まる」
②会いたく思う。恋しく思う。なつかしく思う。源氏物語槿「なき人を―・ふ心にまかせても影見ぬ水の瀬にやまどはむ」。「故郷を―・う」
③理想的な状態・人物などに対してそのようになりたいと願い望む。源氏物語賢木「月のすむ雲居をかけて―・ふともこの世の闇に猶や惑はむ」。「師の学風を―・う」
広辞苑 ページ 8717 での【慕う】単語。