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○下地は好きなり御意はよししたじはすきなりぎょいはよし🔗⭐🔉
○下地は好きなり御意はよししたじはすきなりぎょいはよし
もともと自分が好きであるところへ、好意をもってすすめられるのにいう。
⇒した‐じ【下地】
しだし‐べんとう【仕出し弁当】‥タウ
料理屋などが注文に応じて調製し届ける弁当。
⇒し‐だし【仕出し】
したじ‐まど【下地窓・助枝窓】‥ヂ‥
壁を塗り残したように壁下地を見せた窓。多く茶屋に用いるもの。好色一代男7「―より外をのぞかず」
⇒した‐じ【下地】
したしみ【親しみ】
①したしむこと。したしい感情。懇親。「―を覚える」
②親戚。また、友だち。天草本伊曾保物語「遂には知音にも―にも離れて」
したしみ‐ぶか・い【親しみ深い】
〔形〕
こちらが親しんで近寄りやすい。親しみやすい。「―・い人柄」
したし・む【親しむ】
〔自五〕
①したしくする。睦まじくする。へだてなく交わる。心やすくする。大唐西域記長寛点「鄙いやしむで与ともに交親シタシムこと莫し」。天草本伊曾保物語「―・まうずる者に―・み、不便ふびんを加へうずる者をその分にせぬ者をば」。「彼とは少年時代から―・んでいる」
②常に接してなじむ。「薬餌に―・む」「本に―・む」「灯火―・むべし」
した‐じめ【下締め】
女が着物を着る時、下ごしらえに締める紐。
しだし‐めし【仕出し飯】
注文によって料理屋から届ける食事。世間胸算用2「毎月宿も定めず一匁の―をあつらへ」
⇒し‐だし【仕出し】
したし‐もの【浸し物】
ヒタシモノの訛。おしたし。
しだし‐や【仕出し屋】
料理や弁当などの仕出しをする家。また、その人。
⇒し‐だし【仕出し】
しだ‐しゅし‐るい【羊歯種子類】
絶滅した原始的な裸子植物の一群。デボン紀後期に前裸子植物類から分化し、石炭紀からペルム紀に繁栄した。
した‐じゅんび【下準備】
(→)「したごしらえ」に同じ。
した‐しょく【下職】
下請の仕事。また、その職人。したじょく。
しだ‐しょくぶつ【羊歯植物】
植物分類群の一門。苔こけ植物と裸子植物との中間に位し、胞子で繁殖する植物。無性世代(胞子体)は葉・茎・根の区別があり、大木となる木生シダもある。体中に維管束がある。葉は多くは羽状に分裂、裏面に胞子嚢を生じ、その中から散布された胞子は、発芽すると、前葉体と呼ばれるずっと小形の有性世代(配偶体)となる。この上に生じた卵子と精子とが受精し、再び無性世代を生ずる。シルル紀以後の古生代の地層からも多くの化石羊歯植物が見出されている。シダ類のほか、マツバラン類・イワヒバ類・トクサ類を含む。
した‐しらべ【下調べ】
①予備調査。
②予習。「講義の―」
したしん・ず【親しんず】
〔自サ変〕
(シタシミスの音便)(→)「したしむ」に同じ。史記抄「―・ずることをよくすれば皆崇敬するぞ」
した‐ず【下図】‥ヅ
下書きの図。下絵。
し‐だ・す【仕出す】
〔他五〕
①なし始める。しかかる。日本永代蔵1「髪の結振を吟味―・し」
②新しく作り出す。工夫する。西鶴織留1「はじめて懐炉といふ物を―・し」
③準備する。平家物語3「御湯―・いて参らせたり」
④料理などを調えて届ける。
⑤やってのける。しでかす。平治物語「此の殿は大剛の人かな…―・したることよ」
⑥財産を作る。かせぎ出す。日本永代蔵5「これにて二百貫目―・しぬ」
⑦外側に突き出して造り構える。
した‐すがた【下姿】
冠も袍ほうもつけない略装。↔上姿
した‐すき【下梳き】
髪を結う前に、よく梳いておくこと。また、それを業とする人。すきて。
した‐すずみ【下涼み】
木陰で涼むこと。〈[季]夏〉
した‐すだれ【下簾・車帷】
牛車ぎっしゃの簾の内側に懸けた帳とばり。多くは生絹すずしを用い、長さ約9尺。簾の下から外へ長く垂らした。伊勢物語「むかひに立てたりける車に女の顔の―よりほのかに見えければ」↔上簾うわすだれ
した‐ずり【下刷り・下摺】
組版・版木のできあがった時、試みに行う印刷。ためしずり。
した‐そうだん【下相談】‥サウ‥
本相談の前に、あらかじめしておく相談。
した‐ぞめ【下染め】
①本染の前に準備として染めておくこと。下掻き。
②あらかじめ準備しておくこと。浮世草子、新色五巻書「酔うたふりするは口説くぜつの―」
③素姓すじょう。浄瑠璃、心中重井筒「自体旦那の―はの」
した‐ぞり【下剃り】
①鬚ひげなどを、本剃りの前に、あらかじめざっと剃ること。
②床屋の徒弟。
じ‐だだ【地だだ】ヂ‥
「じたたら(地踏韛)」の転。宗安小歌集「君待ちて待ちかねて、定番鐘のその下でなう、――ぢだぢだを踏む」
した‐だい【下代】
(ゲダイとも)
①下級の役人。下役。属。手代。
②江戸時代、江戸郷宿ごうやどに雇われた手代で、訴訟当事者を補佐する者。
した‐だい【舌代】
口上こうじょう書。ぜつだい。
したたか【健か・強か】
①非常に強いさま。てごわいさま。「―な人物」
②いかめしいさま。しっかりしているさま。源氏物語末摘花「御歌も、…ことわり聞えて―にこそあれ」
③(副詞的にも用いる)甚だしいこと。沢山。源氏物語初音「いと―なるみづからの祝ひごとどもかな」。「腰を―打った」「―に飲んだ」
⇒したたか‐もの【健か者・強か者】
じ‐だたかい【地戦い】ヂダタカヒ
自分の領内でのたたかい。大友記「敵は―なり、味方は遠陣なれば」
したたか‐もの【健か者・強か者】
①容易に人に屈しない者。剛の者。強い者。平家物語9「八ヶ国に聞えたる―なり」
②一筋縄ではいかない者。海千山千のくせもの。「金儲けにかけては相当な―だ」
⇒したたか【健か・強か】
した‐た・く【下焚く】
〔自四〕
①下から火を焚く。
②火が燃え上がらないで下でいぶる。後拾遺和歌集恋「―・くけぶりわきかへりつつ」
しただしさんばそう【舌出し三番叟】
歌舞伎舞踊。清元・長唄掛合。本名題「再春菘種蒔またくるはるすずなのたねまき」。別名「種蒔三番(叟)」「志賀山三番(叟)」。2世桜田治助作詞。伊藤東三郎(清元)・2世杵屋正次郎(長唄)作曲。1812年(文化9)初演。3代中村歌右衛門が志賀山流の中村仲蔵から教えられた振りを復活した祝儀曲。
したた‐に
〔副〕
しのびしのびに。ひそかに。古事記下「かるをとめ―も倚り寝て通れ」
したたま・る【認る】
〔自四〕
ととのう。おさまる。大鏡道隆「この殿御うしろみもし給はば、天下の政は―・りなむ」
しただみ【小蠃子・細螺】
(→)「きさご」に同じ。古事記中「―のいはひもとほり」
したた・む【認む】
〔他下二〕
⇒したためる(下一)
した‐だ・む【舌訛む】
〔自四〕
ことばがなまる。発音に訛なまりがある。拾遺和歌集物名「あづまにて養はれたる人の子は―・みてこそものは言ひけれ」
したため【認め】
①ととのえること。整理。始末。源氏物語蜻蛉「後の―なども、いとはかなくしてけるを」
②支度すること。準備。源氏物語夕霧「今宵しもあらじと思ひつる事どもの―、いと程なくきはぎはしきを」
③食事をすること。平治物語「景澄つねに―しけるに」
したた・める【認める】
〔他下一〕[文]したた・む(下二)
①整理する。処置する。源氏物語浮舟「むつかしき反古ほごなど破りて、おどろおどろしく一度にも―・めず、灯台の火に焼き、水に投げ入れさせなど、やうやう失ふ」
②整える。用意する。準備する。源氏物語玉鬘「御灯の事ども―・め出でていそがせば」。平家物語5「燕丹が渡る時、河中の橋を踏まば落つるやうに―・めて」
③世を治める。統治する。今昔物語集22「天皇世の中を―・めおはしましける時に」
④食事する。食べる。義経記5「菓子ども引き寄せて、思ふ様に―・めて居たる所に」。奥の細道「夕飯ゆうげ―・めて」
⑤書類・手紙を書きととのえる。書きしるす。平家物語8「泰定も名符みようぶまゐらすべう候が、…やがて―・めてまゐらすべう候」。「手紙を―・める」
じ‐たたら【地踏韛】ヂ‥
(→)「たたら」に同じ。
⇒地踏韛を踏む
した‐たら・す【滴らす】
〔他五〕
したたるようにする。
した‐たらず【舌足らず】
①舌のまわりが悪く、発音の不明瞭なこと。「幼な子の―な話し方」
②言葉の表現が不十分なこと。言い方の幼稚なこと。「―な文章」
広辞苑 ページ 8729 での【○下地は好きなり御意はよし】単語。