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しのぶ‐ずり【忍摺・信夫摺】🔗🔉

しのぶ‐ずり忍摺・信夫摺】 摺込染すりこみぞめの一種。昔、陸奥国信夫しのぶ郡から産出した忍草の茎・葉などの色素で捩もじれたように文様を布帛ふはくに摺りつけたもの。捩摺もじずりともいい、その文様が捩れからまっているからとも、捩れ乱れた文様のある石(もじずりいし)に布をあてて摺ったからともいう。しのぶもじずり。草の捩摺。しのぶ。伊勢物語「この男―の狩衣をなむ着たりける」 ⇒しのぶ【忍】

広辞苑 ページ 8932 での忍摺単語。