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○死は或いは泰山より重く或いは鴻毛より軽ししはあるいはたいざんよりおもくあるいはこうもうよりかるし🔗⭐🔉
○死は或いは泰山より重く或いは鴻毛より軽ししはあるいはたいざんよりおもくあるいはこうもうよりかるし
[司馬遷、任少卿に報ずる書]人の生命はある場合にはみだりに捨てるべきではないが、ある場合には惜しまず捨てなければならない。それは義にかなうか否かの判断によるものである。泰山鴻毛。→命は鴻毛よりも軽し(「命」成句)
⇒し【死】
し‐はい【支配】
①仕事を配分し、指図し、とりしまること。古今著聞集13「宇治のおとど、成佐が弟子どもに―して、一日に三尺の地蔵菩薩の像を図絵し」
②物を分け与えること。分配すること。〈日葡辞書〉
③統治すること。
④ある者が自分の意思・命令で他の人の思考・行為に規定・束縛を加えること。そのものの在り方を左右するほどの、強い影響力を持つこと。「感情に―される」「―的な思潮」
⇒しはい‐か【支配下】
⇒しはい‐かいきゅう【支配階級】
⇒しはい‐かんじょう【支配勘定】
⇒しはい‐けん【支配権】
⇒しはい‐した【支配下】
⇒しはい‐じょ【支配所】
⇒しはい‐にん【支配人】
し‐はい【四配】
孔子廟に配祀された4賢人、すなわち右の顔回・子思と左の曾子・孟子。
し‐はい【弛廃】
ゆるみすたれること。行われなくなること。廃弛。
し‐はい【紙背】
①紙のうら。
②文書などの背面。転じて、文章の言外に含まれた意義。「眼光―に徹す」
⇒しはい‐もんじょ【紙背文書】
し‐はい【紙牌】
①博打ばくち用の紙製のふだ。
②紙のはりふだ。
し‐はい【詞牌】
詞(填詞てんし)を唱う場合の曲調名。「憶秦娥」「菩薩蛮」「臨江仙」など多数あり、曲調ごとに一定の句型や押韻法を守って作られた。→填詞
し‐はい【詩牌】
①詩を書き記した札。
②詩会で配付する小さな札。1枚ごとに韻字1字ずつを記したものを各人に配付し、配付を受けた札の韻字で詩作させる。韻牌。
し‐はい【賜杯】
①臣下に杯を賜ること。また、その杯。
②天皇・皇族などから競技の勝者に贈られる優勝杯。
しば‐い【芝居】‥ヰ
①芝生しばふにいること。また、芝生。太平記9「搦手は―の長酒盛にて、さてやみぬ」
②勧進の猿楽・曲舞くせまい・田楽などで、桟敷さじき席と舞台との間の芝生に設けた庶民の見物席。有料の興行物の見物席。康富記応永30年10月1日「只―物、出人別一疋宛入也」。醒睡笑「(饅頭を)―へくばる」
③芝居小屋の略。
④興行物、特に演劇の称。しばや。「―を見に行く」
⑤俳優の演技。転じて、人をだますための作りごと。「―が上手だ」
⑥(「仕場居しばい」の転)物事をする場所。特に、戦場。仕場。甲陽軍鑑9「戦は惣別、―をふまゆるを勝ちと申す事は」
⇒しばい‐うた【芝居唄】
⇒しばい‐え【芝居絵】
⇒しばい‐がか・る【芝居掛かる】
⇒しばい‐ぎ【芝居気】
⇒しばい‐げ【芝居気】
⇒しばい‐こ【芝居子】
⇒しばい‐ごころ【芝居心】
⇒しばい‐ごや【芝居小屋】
⇒しばい‐さかもり【芝居酒盛り】
⇒しばい‐じ・みる【芝居染みる】
⇒しばい‐せん【芝居銭】
⇒しばい‐ぢゃや【芝居茶屋】
⇒しばい‐ばなし【芝居噺】
⇒しばい‐ばんづけ【芝居番付】
⇒しばい‐もの【芝居者】
⇒芝居を打つ
しば‐い【司馬懿】
三国の魏の権臣。字は仲達。魏の諸帝に仕え、蜀漢の諸葛亮と戦い、東北・朝鮮に領土を広げ、魏末丞相となって実権を握った。孫の司馬炎(武帝)が晋を建て、追尊して高祖宣帝と称される。(179〜251)
じ‐はい【耳坏】
楕円形の左右の長辺に耳状の把手のある浅い坏つき形の食器。漆器・土器・玉器・青銅器など。中国の戦国時代から魏晋時代に見られる。
じ‐はい【児輩】
①こどもたち。こどもら。
②人を軽蔑して呼ぶ称。
じ‐はい【時輩】
当時の人々。その時代のなかま。
じ‐ばい【地張】ヂ‥
(ジバリの訛)両面に糊を塗って乾かした捺染なっせん板に、水気を与えるかまたは薄く溶かした姫糊をひき、その上に捺染すべき布をしわのないように張ること。
⇒じばい‐がみ【地張紙】
⇒じばい‐き【地張木】
しばい‐うた【芝居唄】‥ヰ‥
①1700年(元禄13)頃、京坂で歌舞伎のために作られた地唄。
②歌舞伎の下座げざで唄う唄。下座唄。
⇒しば‐い【芝居】
しばい‐え【芝居絵】‥ヰヱ
歌舞伎に取材した絵の総称。浮世絵に多い。
⇒しば‐い【芝居】
しば‐いお【柴庵】‥イホ
柴で造った庵いおり。夫木和歌抄30「ほのかに見ゆる賤が―」
しはい‐か【支配下】
他の意思・命令に従う状態にあること。また、ある勢力に統治されていること。
⇒し‐はい【支配】
しはい‐かいきゅう【支配階級】‥キフ
政治上・経済上優越した勢力をもち国家または社会の実権を握っている階級。
⇒し‐はい【支配】
しばい‐がか・る【芝居掛かる】‥ヰ‥
〔自五〕
言動が芝居をしているかのように、大げさな調子になる。状況が現実離れして、芝居のように作りごとめく。芝居じみる。
⇒しば‐い【芝居】
じばい‐がみ【地張紙】ヂ‥
地張をする時、板面に平均に拡げるために布を摩擦する、横12センチメートル、縦18センチメートルほどの角かどを取った厚紙。
⇒じ‐ばい【地張】
しはい‐かんじょう【支配勘定】‥ヂヤウ
江戸幕府の職名。勘定奉行に属し、幕府の財用および所領の取調べなどをつかさどった。役高は100俵。
⇒し‐はい【支配】
しばい‐ぎ【芝居気】‥ヰ‥
①(→)「しばいごころ」に同じ。
②芸事の心得。
③人前をつくろいかざる心。
④(「しばいげ」「しばいっけ」とも)人の意表に出るような事を仕組み構える魂胆。夏目漱石、吾輩は猫である「主人は相変らず―のない事を云ふ」
⇒しば‐い【芝居】
じばい‐き【地張木】ヂ‥
地張の時、布の表面両耳をこすってしわを伸ばし、切地を板面に密着させるための桜・樫などの拍子木形の木片。
⇒じ‐ばい【地張】
しばい‐げ【芝居気】‥ヰ‥
⇒しばいぎ4。
⇒しば‐い【芝居】
しはい‐けん【支配権】
〔法〕他人の行為を介することなく直接目的物を支配して利益を享受しうる権利。所有権その他の物権・無体財産権の類。
⇒し‐はい【支配】
しばい‐こ【芝居子】‥ヰ‥
芝居に出る俳優。特に、歌舞伎若衆。舞台子。
⇒しば‐い【芝居】
しばい‐ごころ【芝居心】‥ヰ‥
芝居を演ずる心構え。芝居を面白がる心。芝居気。
⇒しば‐い【芝居】
しばい‐ごや【芝居小屋】‥ヰ‥
芝居を興行する建物。劇場。芝屋。
⇒しば‐い【芝居】
しばい‐さかもり【芝居酒盛り】‥ヰ‥
芝生の上でする酒宴。
⇒しば‐い【芝居】
しはい‐した【支配下】
支配を受ける人。部下。配下。
⇒し‐はい【支配】
しばい‐じ・みる【芝居染みる】‥ヰ‥
〔自上一〕
(→)「芝居がかる」に同じ。夏目漱石、道草「如何にも―・みた表情に充ちてゐた」
⇒しば‐い【芝居】
しはい‐じょ【支配所】
江戸時代、遠国奉行または郡代・代官の管轄区域。
⇒し‐はい【支配】
じばいせき‐ほけん【自賠責保険】
自動車損害賠償責任保険の略称。
しばい‐せん【芝居銭】‥ヰ‥
劇場の入場料。芝居の木戸銭。
⇒しば‐い【芝居】
しばい‐ぢゃや【芝居茶屋】‥ヰ‥
劇場に付属して、観客の案内や幕間の休憩・飲食その他の世話をするための茶屋。
⇒しば‐い【芝居】
しはい‐にん【支配人】
①法律上定められた会社の使用人・商業使用人の一種。会社・商人に代わり、その事業・営業に関する一切の裁判上または裁判外の行為をなす権限を有する者。
②本人から委任を受けた事柄を担当する者。
⇒し‐はい【支配】
しば‐いぬ【柴犬】
日本犬の一品種。小形・短毛で耳は立ち、巻尾。毛色は多く赤褐色。本来はウサギなどの狩猟犬。天然記念物。しばけん。
しばい‐ばなし【芝居噺】‥ヰ‥
落語で、歌舞伎調の台詞せりふを入れ、身振り・鳴物など芝居通りにして聞かせるもの。
⇒しば‐い【芝居】
しばい‐ばんづけ【芝居番付】‥ヰ‥
歌舞伎興行に用いる番付の総称。演目の題名、出演者の等級順序表、演目の場面または内容、配役順序書、観客への案内宣伝などを示したもの。
⇒しば‐い【芝居】
しばい‐もの【芝居者】‥ヰ‥
①芝居小屋で雑用を勤める者。
②俳優をいう。かわらもの。
⇒しば‐い【芝居】
しはい‐もんじょ【紙背文書】
(→)裏文書うらもんじょに同じ。
⇒し‐はい【紙背】
広辞苑 ページ 8937 での【○死は或いは泰山より重く或いは鴻毛より軽し】単語。