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しまだ‐まげ【島田髷】🔗🔉

しまだ‐まげ島田髷】 (島田の遊女の結い始めたものといい、また、寛永(1624〜1644)頃の歌舞伎役者島田万吉または花吉・甚吉の髪の風から起こるとも、あるいは「しまだ」は「締めた」の転訛ともいう)女の髪の結い方。時代により変化したが、前髪・鬢びんを張り出し、髷の中ほどを元結で締めて撥ばちの形にするなどの結い方がある。主に未婚の女が結う。また、婚礼に結う風習となっている。高島田・文金島田・つぶし島田・投げ島田・奴島田など、種類も多い。しまだわげ。しまだ。石橋忍月、捨小舟「―の塩梅いと可憐にぞ見えにける」 島田髷 ⇒しまだ【島田】

広辞苑 ページ 9022 での島田髷単語。