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○意気天を衝くいきてんをつく🔗🔉

○意気天を衝くいきてんをつく いきごみの盛んなことにいう。「意気衝天しょうてん」とも。 ⇒い‐き【意気】 いき‐どう生き胴】 ①新刀試あらみだめしにする生きた人間(の胴)。 ②江戸時代の死刑の一種。罪人を土を盛った土壇場どたんばに横たえ、斬手二人で首と胴とを同時に斬ること。 いき‐とうごう意気投合‥ガフ 気持が合って仲良くなること。「初対面で二人は―した」 いき‐どお・し息どほし‥ドホシ 〔形シク〕 (息ダハシの転)息がせわしい。息が苦しい。〈日葡辞書〉 いきどおら・し憤らしイキドホラシ 〔形シク〕 心がはれない。嘆かわしい。腹立たしい。いきどおろしい。 いきどおり憤りイキドホリ いきどおること。怒り。腹立ち。三蔵法師伝延久点「遂に憤イキトホリを発し」。「―をおぼえる」 いきどお・る憤るイキドホル 〔自五〕 ①思いが胸につかえる。思い結ぼれて心が晴れない。不平をいだく。万葉集19「―・る心のうちを思ひのべ」。大唐西域記長寛点「事の成らざるを悲しび憤イキトホリふつくみて死ぬ」 ②恨み怒る。憤慨する。また、奮起する。平家物語3「今汝が所望達せば、山門―・つて世上静かなるべからず」。「暴挙に―・る」「不正を―・る」 いきどおろし・い憤ろしいイキドホロシイ 〔形〕[文]いきどほろ・し(シク) 心がはれない。嘆かわしい。腹立たしい。神功紀「目にし見えねば―・しも」。「―・い思いに駆られた」 いき‐どころ行き所(→)「ゆきどころ」に同じ。 いき‐ど・し息どし】 〔形シク〕 (息ダハシの転。近世使われた)呼吸が早い。息苦しい。 いき‐と‐し‐いける‐もの生きとし生ける物】 (ト・シともに強めの助詞)世に生きているほどのすべてのもの。あらゆる生物。 イキトスIquitos】 ペルー北東部、アマゾン川の支流のマラニョン川に面する都市。ペルー‐アマゾン最大の人口を擁し、河港から大型船が発着する。人口32万4千(2003)。 いき‐とど・く行き届く】 〔自五〕 (→)「ゆきとどく」に同じ。 いき‐どまり行止り(→)「ゆきどまり」に同じ。 いき‐とま・る生き止る】 〔自四〕 生きてこの世にとどまる。生きながらえる。源氏物語夕顔「―・るまじきここちすれ」 いき‐どま・る行き止まる】 〔自五〕 (→)「ゆきどまる」に同じ。 いき‐ない域内ヰキ‥ 一定の区域の内。 いき‐ながら・える生き長らえる・生き存える‥ナガラヘル 〔自下一〕[文]いきながら・ふ(下二) 生きつづける。生きて永くこの世にいる。「戦乱を―・える」 いき‐ながれ生き流れ】 胎児が月足らずで流産すること。また、その胎児。 いき‐なし息無し】 〔副〕 息もつかずに。一息に。東海道中膝栗毛5「この雑煮を―五ぜんたべました」 いき‐なり行き成り】 [一]〔名〕 事がらのなりゆき。また、なりゆきにまかせること。十分考えないですること。いきなりさんぼう。いきなりほうだい。洒落本、傾城買指南所「先づおれも、たうとう勘当をくらつた。是からは―といふ世界だ」 [二]〔副〕 (近世は多く「に」を伴って)だしぬけに。突然。または、直接。じかに。浮世床「―に胸ぐらよ」。「横道から―とびだす」「下書きもせず―清書する」 ⇒いきなり‐さんぼう【行き成り三宝】 ⇒いきなり‐だご【生き成り団子】 ⇒いきなり‐ほうだい【行き成り放題】 いきなり‐さんぼう行き成り三宝(→)「いきなりほうだい」に同じ。ゆきなりさんぼう。誹風柳多留10「―男の雨やどり」 ⇒いき‐なり【行き成り】 いきなり‐だご生き成り団子】 さつまいもを生のまま小麦粉の皮で包み、ゆでたり蒸したりした菓子。汁に入れる場合や、粒あん入りもある。熊本県・福岡県で作る。いきなりだんご。 ⇒いき‐なり【行き成り】 いきなり‐ほうだい行き成り放題‥ハウ‥ なるにまかせてかまわないこと。ゆきあたりばったり。 ⇒いき‐なり【行き成り】

広辞苑 ページ 944 での○意気天を衝く単語。