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いえ‐の‐ひと【家の人】イヘ‥🔗🔉

いえ‐の‐ひと家の人イヘ‥ ①家の内の人。家族。家人。竹取物語「―どもに物をだに言はむとて」 ②一門の人。配下の者。履中紀「其の―も皆叛きて賊あたとなる」

いえ‐びと【家人】イヘ‥🔗🔉

いえ‐びと家人イヘ‥ ①一家内の人。家族。万葉集15「―は帰りはや来といはひ島」 ②(「家人けにん」を訓読したものか) ⇒けにん1。万葉集11「―は道もしみみに通へども」 ③(平安時代以後)貴人の家などに仕える人。また、貴人の家に出入りする人。宇津保物語祭使「―随身わらは見失ひつらむものを」。源氏物語順集「―の詩つくり歌よむあまた侍り」

いわ‐びと【家人】イハ‥🔗🔉

いわ‐びと家人イハ‥ (上代東国方言)(→)「いへびと」に同じ。万葉集20「―の我を見送ると立たりし如もころ

か‐じん【家人】🔗🔉

か‐じん家人】 ①家の内のもの。妻子眷属けんぞく。特に、妻あるいは召使い。 ②家来。けにん。

け‐にん【家人】🔗🔉

け‐にん家人】 ①律令制下の私賤身分の一つ。民有の奴婢ぬひだが、私奴婢しぬひよりも待遇がよく、相続の対象とはなっても売買されず、家族生活を営むことが許された。 ②(→)御家人ごけにんに同じ。 ③家来。奉公人。

やけ‐ひと【家人】🔗🔉

やけ‐ひと家人】 ある家に隷属して駆使される、賤民に近い部曲かきべの民。雄略紀「―部は是なり」

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