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おち【復・変若】ヲチ🔗🔉

おち復・変若ヲチ ①もとにかえること。万葉集17「鷹はしも…手放れも―もか易き」 ②若がえること。万葉集20「ゆめ花散るないや―に咲け」

ふく【復】🔗🔉

ふく】 ①もとにもどること。かえること。かえすこと。 ②復誦の略。狂言、名取川「さりながら覚ゆるやうに路次すがら―致いて参らう」

また【又・亦・復】🔗🔉

また又・亦・復】 (「股」の意から) [一]〔副〕 ①再び。二度。万葉集6「万世に絶ゆることなく―かへり見む」。「―会いましょう」「―とない機会」 ②同じく。ひとしく。源氏物語帚木「品さだまりたるなかにも―きざみきざみありて」。徒然草「これも―何時までかあらむ」。「今日も―暮れる」「―いつもの癖が出た」 ③ほかに。別に。別のとき。源氏物語帚木「げにその竜田姫の錦には、―しく物あらじ」。徒然草「西山の事はかへりて―こそ思ひたため」。「―にする」「―の機会」 ④新たに加わった事態に驚きや不審の念をこめていう。この上。「なぜ―」「―どうしたの」 [二]〔接続〕 ①その上に。そのほかに。源氏物語胡蝶「和して―清しとうち誦じ給うて」。「彼は学才もあり―人格もすぐれている」 ②ならびに。万葉集8「萩の花尾花くず花なでしこが花をみなへし―藤袴朝顔が花」 ③話題を変える時にいう。それから。徒然草「―、ことなるやうもなかりけりと、手を打ちて笑ふ人あり」 [三]〔接頭〕 名詞に付けて、間接的である意を表す。「―聞き」「―貸し」「―弟子」

[漢]復🔗🔉

 字形  筆順 〔彳部9画/12画/教育/4192・497C〕 〔音〕フク(漢) 〔訓〕かえる・また [意味] ①来た道を引きかえす。かえる。(対)往。「往復・復路」 ②もとの位置・状態にもどる。もとどおりになる。「復活・復職・回復・平復」 ③しかえしをする。「復讎ふくしゅう・報復」 ④こたえる。返事をする。「復命・拝復」 ⑤もう一度する。くりかえす。(同)覆。「復習・復唱・反復」 ⑥また。 ㋐そもそも。一体。「汝復為誰=なんじはまたたれとなすか」〔捜神記〕 ㋑二度と。ふたたび。「壮士一去兮不復還=壮士ひとたび去ってまた還かえらず」〔史記〕 [解字] 形声。「彳」(=ゆく)+音符「」。 [下ツキ 一陽来復・往復・回復・恢復・克復・修復・整復・拝復・反復・平復・報復・本復

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