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じょ‐ろ【女郎】ヂヨ‥🔗🔉

じょ‐ろ女郎ヂヨ‥ ジョロウの約。狂言、花子「よその女臈じょろみてわが妻みれば」 ⇒じょろ‐しゅ【女郎衆】

しょ‐ろう【初老】‥ラウ🔗🔉

しょ‐ろう初老‥ラウ ①老境に入りかけた年ごろ。「―の紳士」 ②40歳の異称。菅家文草5「星霜四十六廻の人、人はこれ初老、路みち何んぞ遠き」

しょ‐ろう【所労】‥ラウ🔗🔉

しょ‐ろう所労‥ラウ ①疲れ。 ②病気。わずらい。

じょ‐ろう【女郎】ヂヨラウ🔗🔉

じょ‐ろう女郎ヂヨラウ (一説に、ジャウラフ(上臈)の転という) ①身分のある女性。好色一代男4「さる御所方の御―様達」 ②若い女。また、広く女性をいう。「京―」 ③傾城けいせい。遊女。 ④(接尾語的に)女性の名前の下に付けて、軽い敬意や親しみを表す語。浄瑠璃、堀川波鼓「これ申しお藤―、迎ひに来ました」 ⇒じょろう‐あがり【女郎上り】 ⇒じょろう‐かい【女郎買い】 ⇒じょろう‐ぐも【女郎蜘蛛・絡新婦】 ⇒じょろう‐ぐるい【女郎狂い】 ⇒じょろう‐しゅ【女郎衆】 ⇒じょろう‐たたき【女郎敲き】 ⇒じょろう‐たらし【女郎誑し】 ⇒じょろう‐や【女郎屋】 ⇒女郎買いの尻切れ草履 ⇒女郎に誠あれば晦日に月が出る ⇒女郎の千枚起請 ⇒女郎の涙で倉の屋根が漏り

じょろう‐あがり【女郎上り】ヂヨラウ‥🔗🔉

じょろう‐あがり女郎上りヂヨラウ‥ もと遊女で今は堅気となった女。遊女あがり。 ⇒じょ‐ろう【女郎】

じょろう‐かい【女郎買い】ヂヨラウカヒ🔗🔉

じょろう‐かい女郎買いヂヨラウカヒ 遊女を揚げて遊興すること。じょろかい。 ⇒じょ‐ろう【女郎】 ○女郎買いの尻切れ草履じょろうかいのしりきれぞうり 女郎を買って散財する者が、擦り切れた古草履を履いている意で、外では派手にしている者が家ではけちであることのたとえ。女郎買いの糠味噌汁。 ⇒じょ‐ろう【女郎】

じょろう‐ぐも【女郎蜘蛛・絡新婦】ヂヨラウ‥🔗🔉

じょろう‐ぐも女郎蜘蛛・絡新婦ヂヨラウ‥ ①コガネグモ科の大形のクモ。雌は最大25ミリメートル、雄は約7ミリメートル。歩脚は黒地で、腿・脛に黄輪を有する。腹背は黄地に3本の緑青色の横帯があり、側面後方に紅斑を有する。樹間に蹄型の円網を張り、その中心に陣取る。秋に成熟する。本州以南、東南アジアに分布。 ②コガネグモまたはナガコガネグモの古称。 ⇒じょ‐ろう【女郎】

広辞苑 ページ 10000