ずい‐ぶん【随分】 [一]〔名〕 ①身分に従うこと。身分相応。源氏物語帚木「折ふしのいらへ心えてうちしなどばかりは―によろしきも多かり」 ②可能な限り。ぎりぎり。今昔物語集13「―の貯へを投げすてて」 ③程度がはなはだしいさま。ひどいさま。「―な目にあわされた」「―な言い様だ」 [二]〔副〕 ①分に応じて。平家物語11「東国・北国の物どもも―重恩をかうむつたりしかども」 ②たいそう。はなはだ。なかなか。平家物語3「入道―悲涙をおさへてこそまかり過ぎ候へ」。「―頑張っていますね」「―と待たされた」 ③せいいっぱい。極力。義経記4「―二位殿の気色_けしきに相協_あいかなひ奉らんとてこそ身を砕きては振舞ひしか」 ④(依頼・勧誘などの文で)できるだけ。せいぜい。「―と御養生なさいませ」 ⑤(下に禁止の語を伴って)決して。仮名草子、善悪報ばなし「なんぢら此事_このことを―他言する事なかれ」 ⇒ずいぶん‐の‐ひと【随分の人】

ずいぶん‐の‐ひと【随分の人】 身分のある人。〈日葡辞書〉 ⇒ずい‐ぶん【随分】

すい‐へい【水平】 ①静かな水面のように平らなこと。上がり下がりがないこと。傾きのないさま。「―を保つ」 ②地球の重力と直角に交わる方向。↔鉛直。 ③水準器の一種。水盛_みずもり。 ⇒すいへい‐あんていばん【水平安定板】 ⇒すいへい‐うんが【水平運河】 ⇒すいへい‐かく【水平角】 ⇒すいへい‐き【水平器】 ⇒すいへい‐きょくせん【水平曲線】 ⇒すいへい‐きょり【水平距離】 ⇒すいへい‐しこう【水平思考】 ⇒すいへい‐しゃ【水平社】 ⇒すいへい‐じりょく【水平磁力】 ⇒すいへい‐せん【水平線】 ⇒すいへい‐どう【水平動】 ⇒すいへい‐びよく【水平尾翼】 ⇒すいへい‐ふりこ【水平振子】 ⇒すいへい‐ぶんぷ【水平分布】 ⇒すいへい‐ぼうえき【水平貿易】 ⇒すいへい‐めん【水平面】