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いず【伊豆】‥ヅ🔗⭐🔉
いず【何】イヅ🔗⭐🔉
いず【何】イヅ
〔代〕
(不定称指示)(上代東国方言)いずこ。どこ。万葉集14「―ゆかも愛かなしき夫せろが我許わがり通はむ」
い・ず【出づ】イヅ🔗⭐🔉
い・ず【出づ】イヅ
[一]〔自下二〕
内にあって見えなかったものが外へ現れる(移る)こと。
①出る。出て行く。崇神紀「朝戸にも―・でて行かな」
②表に現れる。人目にたつ。万葉集12「こもりぬのしたゆ恋ひ余り白波のいちしろく―・でぬ人の知るべく」
③生まれる。生ずる。音などが発せられる。伊勢物語「身に瘡かさも一つ二つ―・でたり」。源氏物語明石「音もいと二なう―・づる琴どもを」
④(限定された境域から)離れる。去る。出家する。離脱する。栄華物語月宴「その暁に―・で給ひて、法師になり給ひにけり」。徒然草「必ず生死しようじを―・でむと思はむに」
⑤外に向かってはり出す。でっぱる。徒然草「甲香かいこうは…口のほどの細長にして―・でたる貝のふたなり」
⑥…に出所がある。由来する。もとづく。「自分一個の意志に―・づる行為」
⑦他の動詞の連用形に付いて、「出る」の意を添える。竹取物語「こがね・しろかね・るり色の水、山より流れ―・でたり」
[二]〔他下二〕
内や奥などにあって見えないものを、外や表などから見えるようにすること。
①出す。あらわす。万葉集17「乱るる心言ことに―・でて言はばゆゆしみ」
②他の動詞の連用形に付いて、「出す」の意を添える。源氏物語帚木「よろづの御装ひ何くれと珍しきさまに調じ―・で給ひつつ」
い‐すい【渭水】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐すい【渭水】ヰ‥
(→)渭河いがに同じ。
い‐ずい【萎蕤】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐ずい【萎蕤】ヰ‥
〔植〕アマドコロの別称。
広辞苑 ページ 1056。