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すすり‐なき【啜り泣き】🔗🔉

すすり‐なき啜り泣き】 すすりなくこと。 ⇒すすり【啜り】

すすり‐な・く【啜り泣く】🔗🔉

すすり‐な・く啜り泣く】 〔自五〕 小きざみにすすりあげるようにして泣く。

すずり‐の‐うみ【硯の海】🔗🔉

すずり‐の‐うみ硯の海】 硯の水をたくわえるために凹んでいる所。硯池けんち。墨池ぼくち⇒すずり【硯】

すずり‐ばこ【硯箱】🔗🔉

すずり‐ばこ硯箱】 硯や墨・筆などを入れておく箱。あたりばこ。 硯箱 撮影:薗部 澄(JCII蔵) ⇒すずり【硯】

すずり‐ぶた【硯蓋】🔗🔉

すずり‐ぶた硯蓋】 ①硯箱の蓋。昔は、花・果物・肴などをのせるのに用いた。 ②口取肴などを祝儀の席で盛る広蓋ひろぶたの類。また、その盛った肴。くみざかな。 硯蓋 ⇒すずり【硯】

すす・る【啜る】🔗🔉

すす・る啜る】 〔他五〕 ①液状のものを口にすこしずつ吸いこむ。宇治拾遺物語1「芋粥―・りて、舌打ちをして」。「そばを―・る」 ②垂れた鼻汁を息と共に吸い込む。源氏物語真木柱「鼻―・りあへり」。「鼻を―・る」

すずろ【漫ろ】🔗🔉

すずろ漫ろ】 ①何となく心がひかれるさま。漫然。伊勢物語「昔、男、みちの国に―に行きいたりにけり」 ②そうすべき場合ではないのに事をなすさま。はしたなくふるまうさま。軽率。宇津保物語藤原君「忍びてあて宮に聞え給はんも、―なるべければ、おもほしわづらひて」 ③理由もないさま。愚管抄2「東大寺大仏御首みぐし―に地に落ちたりけり」 ④無関係なさま。また、気のないさま。源氏物語浮舟「―なる眷属けぞうの人をさへ惑はし給ひて」。源氏物語若紫「―なる人も、所がらものあはれなり」 ⑤程度の著しいさま。むやみ。大鏡道兼「父大臣はさらなり、よその人だにこそ―に感じたてまつりけれ」 ⑥予期しないさま。伊勢物語「もの心細く―なるめを見ること」 ⇒すずろ‐ありき【漫ろ歩き】 ⇒すずろ‐ぐさ【漫ろ種】 ⇒すずろ‐ごころ【漫ろ心】 ⇒すずろ‐ごと【漫ろ言】 ⇒すずろ‐ごと【漫ろ事】 ⇒すずろ‐ものがたり【漫ろ物語】

広辞苑 ページ 10588