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すそづけ‐の‐ころも【裾着の衣・襴衫】🔗🔉

すそづけ‐の‐ころも裾着の衣・襴衫】 直衣のうしの別称。〈倭名類聚鈔12

すそっ‐ぱり【裾っ張り】🔗🔉

すそっ‐ぱり裾っ張り⇒すそばり。洒落本、辰巳婦言「新手を以てよく―を殺す」

すそ‐とり【裾取り】🔗🔉

すそ‐とり裾取り(→)「すそまわし」に同じ。好色五人女3「黒羽二重に―のもみうら」

すそ‐の【裾野】🔗🔉

すそ‐の裾野】 山麓が遠く延びてゆるやかな斜面をなすところ。とくに火山で見られる。比喩的にも使う。千載和歌集「片岡の―の原ぞ浅緑なる」。「富士の―」「自動車産業は―が広い」

すその【裾野】🔗🔉

すその裾野】 静岡県東部、富士山麓の市。黄瀬川に沿い、金属・自動車部品工業などが立地。人口5万3千。

ずそ‐の‐はらえ【呪詛の祓】‥ハラヘ🔗🔉

ずそ‐の‐はらえ呪詛の祓‥ハラヘ 人ののろいを払い除く祈祷。枕草子31「河原にいでて―したる」

すそ‐はらい【裾払い】‥ハラヒ🔗🔉

すそ‐はらい裾払い‥ハラヒ 相撲の手の一つ。相手が横向きになったとき、相手の片足首を後ろから前に蹴って後ろに倒すもの。

すそ‐ばり【裾張り】🔗🔉

すそ‐ばり裾張り】 性欲の強いこと。また、その人。多く女性にいう。すそっぱり。吉原徒然草「女房をうまく拵へ、―なる者引こみ」

すそ‐ひ・く【裾曳く】🔗🔉

すそ‐ひ・く裾曳く】 〔自四〕 (古くはスソビク)衣服の裾を垂れひく。万葉集11「紅の―・く道を中におきて」

すそ‐びんぼう【裾貧乏】‥ボフ🔗🔉

すそ‐びんぼう裾貧乏‥ボフ 性欲の強いこと。好色なこと。また、その人。浄瑠璃、新版歌祭文「―のはつた行き過ぎ丁稚め」

すそ‐ぶくら【裾膨】🔗🔉

すそ‐ぶくら裾膨】 槍鞘に用いる袋の裾のふくらんだもの。浄瑠璃、薩摩歌「―のつゐのお道具」

すそ‐ぶげん【裾分限】🔗🔉

すそ‐ぶげん裾分限】 精力の強いこと。また、その人。多く男性にいう。強蔵つよぞう

すそ‐べ‐ら【裾辺ら】🔗🔉

すそ‐べ‐ら裾辺ら】 山の麓のほとり。古今和歌集六帖5「隠らくのとませの山を―と豊皇神の蒔きし紅」

すそ‐まわし【裾回し・裾廻し】‥マハシ🔗🔉

すそ‐まわし裾回し・裾廻し‥マハシあわせ仕立ての着物の裾裏につける布地。裾取り。八掛はっかけ。洒落本、道中粋語録どうちゅうすごろく「裏は―と見へ」→和服(図)

広辞苑 ページ 10592