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すみれ【菫】🔗🔉

すみれ】 ①スミレ科スミレ属植物の総称。→すみれ科。 ②スミレ科の多年草。春、葉間に数本の花茎を出し、濃紫色の花一つをつける。相撲取草すもうとりぐさ。菫々菜きんきんさい。〈[季]春〉。万葉集8「春の野に―摘みにと来しわれそ」 すみれ スミレ 提供:OPO ③襲かさねの色目。表は紫、裏は薄紫。 ④菫色の略。 ⇒すみれ‐いろ【菫色】 ⇒すみれ‐か【菫科】 ⇒すみれ‐さいしん【菫細辛】

すみれ‐いろ【菫色】🔗🔉

すみれ‐いろ菫色】 菫の花のような濃紫色。 Munsell color system: 2.5P4/11 ⇒すみれ【菫】

すみれ‐か【菫科】‥クワ🔗🔉

すみれ‐か菫科‥クワ 双子葉植物の一科。世界に22属約1000種、日本にはスミレ属だけ約50種がある。まれに木本で、多くは草本。葉は互生、托葉をもつ。花は左右相称形で、萼・花弁・雄しべ各5、雌しべ1。果実は蒴果さくか。スミレ・パンジーなど。 ⇒すみれ【菫】

すみれ‐さいしん【菫細辛】🔗🔉

すみれ‐さいしん菫細辛】 スミレ科の多年草。中部以北の本州日本海側と北海道の山地林下に生ずる。地下に太い根茎があり、長い柄の根生葉を束生、葉身はややハート形で先が尖る。春に花茎の頂に大形の青紫色の花をつける。太平洋側の山地にはナガバノスミレサイシンがある。 ⇒すみれ【菫】

スミロドン【Smilodon ラテン】🔗🔉

スミロドンSmilodon ラテン】 南北アメリカに生息したサーベル‐タイガー。

すみ‐わけ【住み分け・棲み分け】🔗🔉

すみ‐わけ住み分け・棲み分け】 〔生〕生活様式が類似する複数の動物の個体または個体群が、生活の場を空間的または時間的に分け合う状態で生存する現象。今西錦司・可児藤吉(1908〜1944)の水生昆虫の研究から提唱された概念。一般語としては単に生息場所が異なる現象をいう。

広辞苑 ページ 10722