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磯貝】‥ガヒ🔗🔉

磯貝‥ガヒ ①磯辺に打ち上げられた貝。1枚ずつ離れているから、「磯貝の」を「かた(片)」の序詞とする。万葉集11「水くくる珠にまじれる―の片恋のみに年は経につつ」 ②アワビの異称。 ③スズメガイの異称。 いそ‐かいめん

磯海綿】🔗🔉

磯海綿】 イソカイメン目の普通海綿類の総称。多くの突起が出た板状・うちわ状・樹枝状などの群体を作り、多孔性の体層に多くの骨片をもつ。海岸の岩などに付着するダイダイイソカイメン・クロイソカイメン、深海底に生育するホソエダカイメンなど。 クロイソカイメン 提供:東京動物園協会 いそ‐がえり

五十返り】‥ガヘリ🔗🔉

五十返り‥ガヘリ (副詞的に)いくたびも。たびたび。古今和歌集六帖1「ふる雪は―降れ後までも見む」 いそ‐がき

磯牡蠣】🔗🔉

磯牡蠣】 磯に付着している比較的小形のカキ類。こがき。 いそ‐がく・る

磯隠る】🔗🔉

磯隠る】 〔自下二〕 (古くは四段活用)海中の石のかげに隠れる。転じて、目立たぬところに隠れ住む。万葉集6「―・りかがよふ珠を取らずは已まじ」。源氏物語行幸「―・れけるあまの心よ」 いそ‐かげ

磯陰】🔗🔉

磯陰】 磯に隠れて見えないところ。 いそ‐かげ

磯影】🔗🔉

磯影】 岸の石が水にうつるすがた。万葉集20「―の見ゆる池水」 いそがし・い

忙しい】🔗🔉

忙しい】 〔形〕[文]いそが・し(シク) (動詞イソグから) ①急がずにはいられない。落ち着かない。源氏物語宿木「例の心の癖なれば、―・しくもおぼえず」。「―・い男だ」 ②ひまがない。用が多い。多忙である。源氏物語澪標「おほやけ私の―・しき紛れに」。「お―・い中を恐縮です」 いそがし‐が・る

忙しがる】🔗🔉

忙しがる】 〔自五〕 いそがしく思う。いそがしい様子をしている。「一人で―・っている」 いそがし‐た・つ

広辞苑 ページ 1088