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いそがし‐わざ【急がし業】🔗🔉

いそがし‐わざ急がし業】 せわしさにまぎれて物事をぞんざいにすること。好色一代女4「古鬠もとゆい掛けて―に歪むもかまはず」

いそが・す【急がす】🔗🔉

いそが・す急がす】 〔他五〕 いそぐようにする。せきたてる。源氏物語浮舟「ただ―・しに―・し出づれば」

いそ‐がに【磯蟹】🔗🔉

いそ‐がに磯蟹】 イワガニ科のカニ。甲は幅3センチメートルでほぼ四角形、青緑色の地に濃紫色の斑点がある。鋏脚には濃紫色の丸い斑紋が、歩脚には同色の横縞がある。日本各地の海岸に普通。〈[季]夏〉

いそ‐がね【磯金】🔗🔉

いそ‐がね磯金(→)「あまがね(蜑金)」に同じ。 ○急がば回れいそがばまわれ 危険な近道よりも、安全な本道をまわった方が結局早く目的地につく意。成果を急ぐなら、一見迂遠でも着実な方法をとった方がよい。 ⇒いそ・ぐ【急ぐ】

いそ‐かぶり【磯被り】🔗🔉

いそ‐かぶり磯被り】 海女あまがひたいを巻く布。

いそ‐かまど【磯竈】🔗🔉

いそ‐かまど磯竈】 浜に囲いを作り、火を焚くようにした海女あまの休息所。〈[季]春〉

いそがわし・い【忙わしい】イソガハシイ🔗🔉

いそがわし・い忙わしいイソガハシイ 〔形〕[文]いそがは・し(シク) いそがしい。せわしい。伊勢物語(一本)「宮仕へ―・しく心もまめならざりけるほどの家とうじ」

イソ‐かんど【イソ感度】🔗🔉

イソ‐かんどイソ感度】 イソ(ISO)制定の規格に基づく写真感光材料の感度。ISO 100/21°,ISO 400/27°のように表示する。

いそ‐き🔗🔉

いそ‐き 杉の別称。

いそぎ【急ぎ】🔗🔉

いそぎ急ぎ】 ①いそぐこと。急を要すること。万葉集20「水鳥の立ちの―に」。「―の用」 ②支度すること。用意。準備。土佐日記「この頃の出でたち―を見れど」 ⇒いそぎ‐あし【急ぎ足】 ⇒いそぎ‐もの【急ぎ物】

いそ‐ぎ【磯木】🔗🔉

いそ‐ぎ磯木】 海辺でひろう薪たきぎ

いそぎ‐あし【急ぎ足】🔗🔉

いそぎ‐あし急ぎ足】 いそいであるくこと。はやあし。「―で立ち去る」 ⇒いそぎ【急ぎ】

いそ‐ぎく【磯菊】🔗🔉

いそ‐ぎく磯菊】 キク科の多年草。海辺の磯に自生。高さ約30センチメートル。葉は楔形くさびがたで厚く、上半部に鋸歯があり、下面は白色。秋、黄色の小さい頭状花を散房状に集めてつける。〈[季]秋〉 いそぎく

広辞苑 ページ 1089