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いそのかみささめごと【石上私淑言】🔗🔉

いそのかみささめごと石上私淑言】 歌論書。本居宣長著。3巻。初めの2巻は1763年(宝暦13)成り、1816年(文化13)刊。百余項を問答体で記し、歌の本質を明らかにする。

いそのかみ‐じんぐう【石上神宮】🔗🔉

いそのかみ‐じんぐう石上神宮】 奈良県天理市布留町にある元官幣大社。祭神は布都御魂大神ふつのみたまのおおかみ。二十二社の一つ。布留社ふるのやしろ。所蔵の七支刀が著名。 石上神宮 撮影:的場 啓 ⇒いそのかみ【石上】

いそのかみ‐でら【石上寺】🔗🔉

いそのかみ‐でら石上寺】 奈良県天理市にあった寺。その旧跡に2説ある。一つは石上にあった在原寺で、もと在原業平の邸宅で在原山光明寺と称した寺といい、他は布留ふるにあって良因寺・良峰寺・今宵薬師と称し、僧正遍昭・素性が住んだところという。(歌枕) ⇒いそのかみ【石上】

いそのかみ‐の‐ちゅうなごん【石上中納言】🔗🔉

いそのかみ‐の‐ちゅうなごん石上中納言】 竹取物語中の人物。かぐや姫に求婚する一人。石上のまろたり。 ⇒いそのかみ【石上】

いそのかみ‐の‐まろ【石上麻呂】🔗🔉

いそのかみ‐の‐まろ石上麻呂】 物部氏の嫡系の貴族。元明・元正天皇の頃、正二位左大臣。(640〜717) ⇒いそのかみ【石上】

いそのかみ‐の‐やかつぐ【石上宅嗣】🔗🔉

いそのかみ‐の‐やかつぐ石上宅嗣】 奈良末期の貴族・文人。麻呂の孫。乙麻呂の子。中国古典に通じ、書をよくし、大納言に進む。旧宅を阿閦寺あしゅくじとし、寺内に漢籍を置いて芸亭うんていと称、日本の図書館の始め。(729〜781) ⇒いそのかみ【石上】

いそ‐の‐くちあけ【磯の口明】🔗🔉

いそ‐の‐くちあけ磯の口明】 禁止していた海草や貝類の採取を、適期適日を選んで解禁すること。浜の口明。海下うみおり。磯開き。また、採取禁止の状態を「磯の口止」という。〈[季]春〉

いそ‐の‐ぜんじ【磯禅師】🔗🔉

いそ‐の‐ぜんじ磯禅師】 源義経の愛妾静しずかの母。讃岐小磯の人と言われ、鳥羽天皇の時、藤原通憲に白拍子の歌を学び、静に白拍子を伝えたという。磯の前司。

広辞苑 ページ 1095