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せきめん‐はい【石綿肺】🔗🔉

せきめん‐はい石綿肺】 石綿粉塵の吸入によって起こる塵肺の一つ。肺線維症を来し、胸膜の肥厚・石灰化を伴う。中皮腫・肺癌の原因になる。アスベスト肺。 ⇒せき‐めん【石綿】

せき‐もと【関許・関下】🔗🔉

せき‐もと関許・関下】 関所のほとり。夫木和歌抄21「嵐吹く足柄山の―に」

せき‐もの【関物】🔗🔉

せき‐もの関物】 美濃国の関(岐阜県関市)に住んだ刀鍛冶の製作した刀剣。堅牢で実用を主とした。刀工に兼元(関孫六)・兼定らがいる。

せき‐もり【防人】🔗🔉

せき‐もり防人(→)「さきもり」に同じ。孝徳紀「関塞せきそこ・斥候うかみ・―…を置く」

せき‐もり【関守】🔗🔉

せき‐もり関守】 関を守る役人。関所の番人。万葉集4「紀の―いとどめてむかも」 ⇒せきもり‐いし【関守石】

せきもり‐いし【関守石】🔗🔉

せきもり‐いし関守石】 茶庭の飛石の岐路に蕨縄わらびなわで十文字に結わえて据えた石。それから先へ行くな、という意。 ⇒せき‐もり【関守】

せき‐もん【石門】🔗🔉

せき‐もん石門】 ①石材で造った門。 ②岩石が自然に門のさまをしたもの。

せき‐もん【責問】🔗🔉

せき‐もん責問】 ①強く問いただすこと。詰問。 ②(→)牢問に同じ。 ⇒せきもん‐けん【責問権】

せきもん‐けん【責問権】🔗🔉

せきもん‐けん責問権】 当事者が裁判所あるいは相手方の手続法規の違背、特に方式に適合しない訴訟行為に対して異議を述べ、その違法を主張する権能。 ⇒せき‐もん【責問】

せきもん‐しんがく【石門心学】🔗🔉

せきもん‐しんがく石門心学】 (石田梅岩を祖とするのでいう)「心学2」参照。

せき‐や【関屋】🔗🔉

せき‐や関屋】 ①関守の住む家。関所の番小屋。更級日記「清見が関は―どもあまたありて」 ②源氏物語の巻名。光源氏が石山寺へ参詣の途次、逢坂の関で上洛する空蝉うつせみの一行と行きちがい、往時をしのぶ。

広辞苑 ページ 11024