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せっきょう‐ちょうきゅう【石鞏張弓】セキ‥チヤウ‥🔗🔉

せっきょう‐ちょうきゅう石鞏張弓セキ‥チヤウ‥ (画題)唐代の禅僧石鞏が僧が来ると弓を張って試みたが、たまたま三平(義忠禅師)が来たので矢を構えたところ、三平は胸を開き人を活かす矢か殺す矢かと問うに及んで弓を捨てたという故事。三平開胸。

せっきょう‐とき【説経説き】‥キヤウ‥🔗🔉

せっきょう‐とき説経説き‥キヤウ‥ (→)「説経語り」に同じ。醒睡笑「かちんの裃を腰につけ、傘をうちかたげ、懐にささらのやうなる物の見えたるは、疑もなき―なり」 ⇒せっ‐きょう【説経】

せっきょう‐ぶし【説経節】‥キヤウ‥🔗🔉

せっきょう‐ぶし説経節‥キヤウ‥ 中世末から近世に行われた語り物。仏教の説経(説教)から発し、簓ささらや鉦などを伴奏に物語る。大道芸・門付芸として発達。門説経かどせっきょう・歌説経などの形態もあった。江戸期に入り胡弓・三味線をも採り入れ、操り人形芝居とも提携して興行化。全盛期は万治・寛文頃。祭文と説教が結びついた説経祭文の末流が現在に伝わる。説経浄瑠璃。説経。→五説経 ⇒せっ‐きょう【説経】

せっ‐きょく【積極】セキ‥🔗🔉

せっ‐きょく積極セキ‥ (positive)対象に対して進んで働きかけること。静に対して動、陰に対して陽、その他肯定・進取・能動などの意を表す語。多く複合して使う。「―策」↔消極。 ⇒せっきょく‐ざいさん【積極財産】 ⇒せっきょく‐せい【積極性】 ⇒せっきょく‐てき【積極的】 ⇒せっきょくてき‐がいねん【積極的概念】

せっきょく‐ざいさん【積極財産】セキ‥🔗🔉

せっきょく‐ざいさん積極財産セキ‥ プラスの財産、すなわち資産のこと。↔消極財産。 ⇒せっ‐きょく【積極】

せつぎょくしゅう【雪玉集】‥シフ🔗🔉

せつぎょくしゅう雪玉集‥シフ 三条西実隆の家集。広本は18巻(1670年(寛文10)の刊本もある)。

せっきょく‐せい【積極性】セキ‥🔗🔉

せっきょく‐せい積極性セキ‥ 自ら進んで物事を行う性質。「―に欠ける」 ⇒せっ‐きょく【積極】

せっきょく‐てき【積極的】セキ‥🔗🔉

せっきょく‐てき積極的セキ‥ 積極なさま。物事をすすんでしようとするさま。夏目漱石、吾輩は猫である「世の中では万事―のものが人から真似らるゝ権利を有して居る」。「―に発言する」「―な気性」↔消極的。 ⇒せっ‐きょく【積極】

広辞苑 ページ 11075