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いた‐ど【板戸】🔗🔉

いた‐ど板戸】 板張りの戸。雨戸の類。

いた‐とうば【板塔婆】‥タフ‥🔗🔉

いた‐とうば板塔婆‥タフ‥ (→)卒塔婆そとば2に同じ。

いた‐どこ【板床】🔗🔉

いた‐どこ板床】 畳のかわりに板を張った床の間。

いたどり【虎杖】🔗🔉

いたどり虎杖】 タデ科の多年草。都会地の路傍から高山まで、いたる所に生え、根茎は長く這う。若芽はウドに似て、紅色・微紅の斑点がある。茎は中空で節があり、高さ1メートル余。葉は煙草の代用とした。雌雄異株。夏、淡紅色または白色の花穂をつける。若芽を食用とし、また、根は「虎杖根」として利尿・通経・健胃剤とする。スカンポ。古名は「たぢひ」「さいたづま」とも。〈[季]春〉。反正紀「多遅の花は、今の―の花なり」 いたどり イタドリ 撮影:関戸 勇

い‐たど・る【い辿る】🔗🔉

い‐たど・るい辿る】 〔他四〕 (イは接頭語)たどる。万葉集5「さ寝す板戸を押し開き―・りよりて」

いた‐な・く【甚泣く】🔗🔉

いた‐な・く甚泣く】 〔自四〕 はなはだしく泣く。ひどく泣く。古事記「軽の嬢女おとめ―・かば」 ○板に付くいたにつく (板は舞台)俳優の芸が経験を積んで舞台にぴったりと調和する。転じて、任務・職業また服装・態度などがその人にしっくりあう。 ⇒いた【板】 ○板に上すいたにのぼす (板は版木)出版する。上木じょうぼく。上梓じょうし⇒いた【板】

いた‐の‐ま【板の間】🔗🔉

いた‐の‐ま板の間】 建物の中で、床ゆかを板敷きにした所。いたま。 ⇒いたのま‐かせぎ【板の間稼ぎ】

いたのま‐かせぎ【板の間稼ぎ】🔗🔉

いたのま‐かせぎ板の間稼ぎ】 風呂屋の脱衣場で、他人の衣服・所持品を盗み取ること。また、その人。いたばかせぎ。幸田露伴、風流仏「ならば美人局つつもたせ、―等の業わざ出来て」 ⇒いた‐の‐ま【板の間】

いた‐の‐もの【板の物】🔗🔉

いた‐の‐もの板の物】 板を芯しんにして平たく畳んだ絹織物。いた。いたもの。↔巻物

いた‐ば【板場】🔗🔉

いた‐ば板場】 料理屋で俎まないたを置く所。料理場。また、菓子屋でのし板を置く所。転じて、そこで働く者。いたまえ。いたもと。いた。 ⇒いたば‐かせぎ【板場稼ぎ】

広辞苑 ページ 1121