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い‐た・む【い回む】🔗🔉

い‐た・むい回む】 〔他上二〕 (イは接頭語)めぐる。まわる。万葉集20「丘の岬さき―・むるごとに」

いた‐め【板目】🔗🔉

いた‐め板目】 ①板と板とのあわせめ。 ②板の木目もくめの平行に通っていないもの。山形や不規則な波形のもの。板に仕上げた面が木材の繊維の方向に対し斜めなために生じる。↔柾目まさめ。 板目 ③板目紙・板目肌の略。 ⇒いため‐がみ【板目紙】 ⇒いため‐はだ【板目肌】 ⇒いため‐ぼり【板目彫】 ⇒いため‐もくはん【板目木版】

いため‐がみ【板目紙】🔗🔉

いため‐がみ板目紙】 ①和紙を幾枚もはり合わせ圧縮した堅い厚紙。和本の表紙・反物の包紙などに使う。 ②雨戸の板目模様を写しとった和紙。 ⇒いた‐め【板目】

いため‐がわ【撓革】‥ガハ🔗🔉

いため‐がわ撓革‥ガハ 火であぶり、または膠にかわをうすめた水につけてから槌つちで叩いて固くした牛の革。鎧よろいの札さねや刀剣の鍔つばなどに使う。

いため‐ぎんみ【痛め吟味】🔗🔉

いため‐ぎんみ痛め吟味】 江戸時代、拷問ごうもんのこと。

イタ‐めし【イタ飯】🔗🔉

イタ‐めしイタ飯】 イタリア料理をいう俗語。

いため‐じお【撓塩・炒め塩】‥ジホ🔗🔉

いため‐じお撓塩・炒め塩‥ジホ やきしお。枕草子一本4「心えぬもの、―、あこめ、かたびら」

いため‐つ・く【撓め付く】🔗🔉

いため‐つ・く撓め付く】 〔他下二〕 (革を固める意から)服装をいかめしく整える。浄瑠璃、栬狩剣本地「―・けたるいでたち」

いため‐つ・ける【痛め付ける】🔗🔉

いため‐つ・ける痛め付ける】 〔他下一〕[文]いためつ・く(下二) 痛い目にあわせる。きびしく責める。「さんざん―・ける」

広辞苑 ページ 1126